■はじめに

 

君たちってばなんでもかんでも

分類・区別・ジャンル分けしたがる

 

ヒトはなぜか分類したがる

習性があるとかないとか

 

この世の中2種類の雀士がいる

とかいうおのだが標的

 

上手いヤツと上手くないヤツとか

牌理厨場況厨だとか

 

 

 

 

のっけからドラゲナイなディス

盛大にかまされているおのだだが、

こっちだって

ディスられたままじゃオワレナイ

(超絶パンチライン)

 

 

 

 

 

麻雀はね、

基礎的な知識を学び終えた段階で、

牌理厨場況厨

に分けることが出来るんです。

 

 

分けます。

分けれるんだよ。

マイアンサーナンバーワンだよべらぼうめ。

 

 

 

 

 

 

ただね、

分けれるとは言うけれど、

実はこれはそんなシンプルじゃない。

 

曖昧でも不明瞭でも

繊細でもなんでもないけど

大きな丸でそれぞれを括った時

明確にレベル差は存在してるんだわ。

 

 

 

 

牌理や基礎的な押し引き、

それを全部学んだはずなのに、勝てない。

 

 

そりゃ勝ってる奴がギフテッド

アタシはただのヒキヨワです

だから良いでしょう?

学ぶコトないでしょう?

不可能の証明の完成じゃない?

 

 

 

 

はっはっはっは

ドラゲナイ(蹴

 

 

 

 

足りてねえんだよ、

理解がよぉ!!!!

 

 

 

 

さて、てなわけで本稿は。

 

分類を盾に成長を止めてしまった雀士たち。

そんな世界の終わりにレスバを挑む勇者おのだの冒険譚である。

 

 

自分で自分を分類するなよ

壊して見せろよ

そのBadhabit!!

 

 

 

 

■牌理厨と場況厨

 

 

分類しますとか

分類するなよとか

ちょっと言ってることに

一貫性がありませんでしたね~

 

 

なんて目で浅い批評かます

ダンジョンの審査員諸兄

断頭のビンタ決めて処刑だ。

(超絶パンチライン2回目)

 

 

何故そんな表現をするかってのは

そもそも牌理厨場況厨という概念が

どんな風に生まれたかを話さなきゃならない。

 

 

ただこりゃあくまで

弊社おのだの経験から話すものであって、

麻雀界の正史では決してないってことは協調しておく。

 

 

 

さて、

(応用編)第2章

「新時代のデジタルの夜明け」

においては、

以下のように説明した。

 

 

 

中身の見えない箱に

赤い玉が60個

青い玉が40個

入っていて、

 

どちらの色を引くか推測し宣言した後

箱から1個の玉を取り出して

箱に戻すということを100回行い、

その正答率を競う時、

 

赤と100回宣言するのが

デジタルよ

 

 

ってね。

 

要するに、

牌理厨ってのはこれなんだ。

 

 

ただ、

一見簡単に思えるけれど、

上述の記事で紹介したとおり。

 

そもそも初心者にはなにが赤か、

を判断することができないの。

 

だからまずもって、

赤と100回連続で宣言できるようになった時点で、このゲームにおいちゃ上級帯の入口に立ってる。

充分凄いよ。

 

 

 

だけどさ、もし、もしだよ?

 

全員が赤を

100回宣言できる環境

だったらどうよ?

 

そうなってまで同じことを全員が繰り返したら、

このゲームは、

結果を運に左右されるだけの

クソゲーになっちゃうと思わない??

 

 

 

 

 

だから、

先を見た。

 

 

 

青は40個、確かに箱の中にあるんだ。

だから、

 

 

100回のうち1回だけでも青と宣言し

毎回その1回を当て続けることができれば

おれたち、

アイツらに勝ち超せるよね?

 

 

そう考えたヤツだけが、

場況厨のステージ

歩を進めたんだ。

 

 

 

 

だから、ね?まじで。

 

場況っていうステージに進むこともせずに、

 

ワイ、

牌理厨やから

 

つって。

自分で自分を分類したり、

絶対しちゃいかんぞ。

 

 

まずは!まずはね!

分類しちゃだめ!!

おにーさん(妄想)との約束だ。

 

 

 

 

 

ただね、

ここまで話すと場況厨が一見、

牌理厨より上位の存在だと思えるかもしれない。

けどね、そうは言いきれないんだよなぁ。

 

 

何故なら残酷な話。

場況厨に進もうと決意した我々

ってのは

牌理だけのステージ

で勝てなかった

ヒキヨワ諸兄だからさ。

 

 

運ゲーのステージで

当然のように毎回勝ち越せるのならば

場況依存の打牌選択なんて

取り入れる必要がない。

 

 

だって、

勝てるんだもん。

勝ち続けられんなら、

そのままのアナタでいいよ。

 

 

 

多井隆晴、

佐々木寿人。

もしかしたら伊達有里紗。

(敬称略でお届けします)

 

こういう、

天運を持つプレイヤーをおのだは

 

星持ちの牌理厨

 

って呼んで崇めてる。

 

 

以上を踏まえておのだは

世界の終わりに中指を立て。

 

今ここに、

改めて分類する。

 

 

麻雀のタイプ、

そしておのだの独断と偏見による

強さランキング確定版

これだ!

 

 

 

第1位:星持ちの牌理厨

第2位:場況厨

第3位:牌理厨もどき(場況未履修)

第4位:こじらせた場況厨

第5位:中級者(牌理未履修)

第6位:ゴリラ

 

 

 

Mリーグの選手別トータルスコアランキングもおおむね綺麗にこのような順位になっているから面白い。

是非どっかから探して見てみてほしい。

※諸問題があり掲載はできない。あしからず。

 

 

 

■場況厨の打牌

 

さて、じゃあ実際、

牌理厨と場況厨の打牌選択は

何が違うの?

ってとこについて語っていきたいと思う。

 

以下の画像を見てほしい。

 

 

 

 

 

 

これは先日、

おのだがTwitterで仲良くしてもらっている

(と勝手に思っている)

とある上級プレイヤー

(怒られるかもしれない)

がポストしてくれた基礎的な何切るだ。

 

 

このポストの際は、

基礎的な平面何切る

として投稿された。

 

平面ってのは要するに、

場況ナシってことだ。

東1局、全員が子番で

全員が原点の状態を想像してほしい。

 

 

 

 

そうなると答えは

1択になってくる。

雀荘おのだの所属メンバーには全員

1秒以内に正解してもらいたいなぁ(圧

 

 

 

 

いや実はね、この問題。

 

場況を絡めると

すんげーーー面白い。

 

 

牌理厨か場況厨かで

打牌が変わってくる要素のある局面なんだよね!

 

 

それじゃー、気を取り直して。

今日も問題!!

以下の状況のとき。

 

①場況を無視した牌理厨の1択の選択

②場況を絡めたときおのだがとる選択

 

をそれぞれ答えよ。

言うまでもなくおのだは

根っからの場況厨です。

あしからず。

 

 

 

 

 

■回答と解説

 

 

 

 

よーしそれじゃまず、

 

①牌理厨の選択

 

から答えを発表するぞお~。

 

これを間違えたみんなは

ライングループで

初恋の名前の人を叫んでくださ~い

いいですかぁ~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、正解は

⑤でえ~~~~~す

 

受入れ枚数、っていっちゃえば簡単だけど

いちお理屈で説明しとこう。

 

 

この時点で4と四は完全に等価値なのよ、

比較ができない。

どちらも

両面ターツの部品になってる孤立牌

とみることができる2つなんだよね。

 

このように、

3つの打牌選択肢のうち

2つが等価値であるときは、

 

残りの1つの選択肢が

よほどこの2つよりも

優秀じゃない限り、

この2つには手をかけないのがベターです。

 

優秀かどうかを判断する基準は

単純に受入れの観点だったり、

逆転に必要な打点条件を満たす単牌

だったりってとこになる。

 

そう、

牌理厨ならね。

 

 

 

 

では

②場況厨(おのだ)の選択

は何か。

 

 

 

 

 

正解は・・・・

 

 

 

 

 

 

 

⑤でえ~~~す!

 

 

 

 

 

 

いやいやいやいやちゃう、

ちゃうねん。

 

そこに至る思考プロセスが

大きくちゃうねん!!

まー聞いて、聞いてくれ。

 

 

 

まず場況厨から言わせてもらえばね、

着目するべきポイントが3つあんのよ。

 

 

・トップ目は32,000点持ちの上家

上家は東家(親)で、現在東3局

・上家は捨て牌にソウズがない

 

 

上記を踏まえて考えてみると。

 

さっき、牌理厨の観点からみたら

比較ができなかった4と四。

 

この状況で場況厨が見るとさ。

すげえデカイ比較ポイントがあるんだな。

 

 

 

それは、

 

4切ると

ソウズ待ちにならない

 

ってこと。

 

 

もし、上家が

ソーズの混一色を狙っていたら。

 

絞られるリスクを抱える染め手を

親番でわざわざを選ぶんだ。

そりゃ自分よりもソーズを

厚く持ってるに違いない。

 

 

そんな状況下で

和了りまでに2回、

自分にだけ有効なソウズを引く入り目

要る???

 

 

もし親が一時的にでも押してきたらさ

同色待ちならガチンコよ。

スイスイ他の色打たれて、

スイスイ追い付かれるやね。

 

 

だけど他色で待つことが出来ればさ、

強いよね。(小並感)

 

 

 

んで、進みはまだ東3局。

点数状況的に親も

勝負がついたとは思っちゃいないでしょ。

 

満貫が入るなら、

2向聴くらいからでも押してくる可能性、

あるんじゃん・・?

 

 

 

イイじゃん4!!

場況厨おのだ!!

4打ちまーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

せん。

 

 

 

ね。

そら何故かっちゅーと、

今回は、

上家がソウズ染めの根拠が乏しいからよ。

 

 

手出しの⑥⑧四六、

この悪くない形が配牌にあっても

迷わず染めるヤツおのだ以外おる

ひょっとして、

おのだのファン?

ってまず真っ先に疑うし。

 

 

もし七対子とか縦伸び系の役か

123三色ベースのチャンタみたいな

悪形待ちの未来香る手牌ってんなら

 

こっちは真っ直ぐ行って

好形聴牌入れる方が

速いし強い。期待値プラス

 

 

 

いやぶっちゃけそれだけなら

結構おのだは

4切りまだ優位って思ってるけど

 

パッと見強そうな47p待ち先引きしたら

36p待ちがまーーヨワい。

 

これ上家の初打が7pだったら

確実に4打ってたと思うんだけどねえ・・。

 

 

よって、

大事なことだから何回も協調するけど

今回は、⑤。

 

今回は、ね。

 

 

これが、

場況厨の選択までの

思考プロセスでした。

 

 

 

 

■おわりに

 

まー一口に場況厨といってもね。

 

 

100回のうち、

1回だけ青宣言して

毎回当てに行くタイプやら

 

10回だけ青宣言して

6回当てればプラスでしょ?

ってタイプやら

 

40回宣言して

40個の青全部当てる

ホームランバッタータイプもいるんだな。

 

 

上から順番に

 

白鳥翔・松ヶ瀬隆弥

 

勝又健志・園田賢・堀慎吾・滝沢和典

 

石橋伸洋・鈴木たろう

 

が代表例って感じよ。

 

 

100回のうち

40回の青当てに行ったら

上手くいかないときは

ひでーことになることもあらぁね。

 

 

 

 

あ、ちなみにおのだは

100回中40回青宣言するけど

赤引いても青って言い張るタイプ

だからね。

何なら青く塗るもん。

おれいろに染める。

 

 

 

 

まーでもなんにせよ、

 

星持ちの牌理厨以外は

しっかり場況も学んでください!

 

ってことで!!

 

 

 

信頼度は!

青保留です!!

 

 

また次回!!