今日は。
ほんとはデートだったのだけど見事にドタキャン。
はいはい、面倒くさい女の子ばっか好きになりますね。
なんだかこういうのに慣れてる自分がちょっといや。
ぼくはあれかね、結局めんどうくさいことが好きなだけなのかね。
まあ、かといって家でウダウダしていてもしょうがないし。
そんな時は天気もいいしお出かけに限ります。
とりあえず休日だしお昼までだらだらと寝て。
さくっと起きてぱぱっと歯を磨いてさっと顔を洗って。
考える時間なんて作らずにとりあえず電車に乗る。
なんも考えずに山手線になんとなく乗ってみて。
上野で美術館にでも行ってみようと思ったのだけど。
神田に着いてそういえば古本屋街があったようなと。
思わず一度もきたことないけど飛び降りてみる。
とはいえ一度もいったこない街じゃなんだかよくわからない。
ふらふらとなんの当てもなく街中を歩いてみるけれど。
古本屋街なんてないなぁ、思い違いだったのかなぁと。
思って歩いていたらいつのまにかオタクと電気の街、秋葉原へ。
あの事件以来初めてだからフラフラしようとは思ってみたのだけど。
たぶん職質とか面倒くさそうだしそのまま線路沿いにだらだらと歩いて。
御徒町にたどり着いてアメ横抜けてようやく国立西洋美術館にたどり着く。
やっていたのはジャン=バティスト・カミーユ・コローの展覧会。
こんな風にデートをドタキャンされて美術館にいくなんてことが。
そういえば3年ぐらい前にもあったような気がするなぁなんて考えながら。
3年前のレンブラントと同じでコローは光と影の使い方の上手い画家だったよ。
印象派のルノワールやモネに影響を与えたコローの風景画をみて。
やっぱりぼくはもっともっと世界を見て色々なことを知りたいのだねと。
4年半も勤めた職場をこの夏辞めるんだってことを改めて考えてみた。
恋っていうのはきっと潜水艦のスクリューみたいなものだ。
暗くて暗くて深い深い海の底を静かにだけど力強く進む為の推進力。
きっとこのまま暗い海の底にへばりついていたっていいのかもしれない。
でもやっぱり青くて広い空がどうしても気になってしまうんだ。
きっとそういう時に人って恋をするんだろうなぁって。
なんだかそういうことを考えた何の変哲もない休日。
そう、ぼくは前に進まなくてはいけない。
恋っていうのはすごく残酷で冷たいものだけど。
それでも少しだけぼくの背中を押してくれる。
3年前とおんなじでうまくいきそうにもない恋だけど。
それでもやっと前に進もうと思って踏み出せただけでも。
やっぱり人を好きになるって素敵なことだねって思えたよ。
さぁ、後一ヵ月半なんだししっかりと仕事をしよう。
そしてそれが終わったら本当に自分がやりたいことを。
見つける旅に出ようとそんな風に思いながら。
今日もウィスキーを飲んでこのまま寝ようと思います。
おやすみなさい。