今日で年中さんの1年が終わりました!
思い返せば色々なことがありましたが、気が付いたら終わっていた…という感じで、あっという間でした。
去年の4月の入園当初は、私から片時も離れることができず、先生にも心を開かず、クラスメイトも拒否して、
「どうなることやら…」
と、何度も頭を抱える日々でしたが、不思議なことに行き渋りがあまり無かったのです💡
私自身も、幼稚園に通っていた時と比べて、心の余裕があったように感じました。
それは、専門知識をしっかり持った先生達が、
「その子のペースにあわせて進みましょうね〜、大丈夫大丈夫!」
と、みんなが共通認識の中で息子と私に接してくれたことが大きな要因だったと思います。
母子分離について、今までの経験やネットの情報などでは、
「最初は泣いてもそのうち切り替えられます!」
というものが多く、私自身も焦っていた気がします。
ですが、落ち着いて息子のことを考えてみると、
無理矢理に母から離れて恐怖と不安を感じるとトラウマになり、そのトラウマを克服するのが非常に困難な子でした。そして、言葉は今だにうまく出ませんが、よく周りを観察して察知する能力が優れているので、少しでも私が離れるそぶりを見せると、見事に気が付き阻止してくるのです。
今後のことも考えて母子分離をするためには、本人が納得して自分から離れることが1番理想的で確実な方法だと確信したのです。
そしてそして、息子の様子を見て息子の特性をいち早く見抜き、このような分離までのステップを丁寧に考えて提案してくださったのが今の療育園の先生方でした。
そして、「お母さん、何事もトライアンドエラーでいきましょう!この方法はダメだったなぁということがあれば少しずつ変えていけばいいので、気長にやっていきましょう。大丈夫です、彼は絶対に分離できます!私たちには確信があります!」
と、自信たっぷりに支えてくださいました。
この言葉にどれほど救われたか、本当に感謝しかないのです。
結局一年、私は息子と共にこの療育園に通い、息子と同じ空間で見守ってきましたが、確実に成長しています。
そして、徐々に分離が進んでいき、年中最後の月にはほぼ分離完成までに至っています😊✨
まだ療育園の中のどこかに私がいると考えているので、私も入り口付近で待機する日々が続いていますが、私の顔を見に来ることもほぼ無くなり、登園時と降園時くらいしか息子の顔を見ておりません😆笑
こうやって母から離れて、自分の世界を広げていくのだなぁとしみじみ思い、嬉しくもありちょっぴり寂しい母です。
ここまで成長できた息子の後ろには、息子を信じて様々なステップを用意し、後ろから支えてくださっていた先生方の努力と理解があります。
ものすごく大変なことで、心身ともにお疲れになってしまうこともあったと思いますが、そんなこと微塵も見せずに私たち親子に接していただいたことに、今でも涙が出てきます。
来月からは年長の一年が始まります。
クラスメイトも代わり、先生も代わり…環境が変わりますので息子にとってはまた試練となるかとは思いますが、信頼できる療育園と息子ならきっと乗り越えられると信じている私がいます。
もう前に抱えていたような不安などはあまりなく、息子を信じて背中を押せる私がいる…というのは私自身の成長でもあるかと思います。
このブログも、書き足したいことがたくさんあるので、少しずつアップしていければと思っています✨