正式な開催日は今日まで。

特別追加延長で明日まで観れるけどね。


朝10時半頃に家を出て、現地に着いたのがほぼ正午。

昔は半蔵門までしか繋がって無かった地下鉄半蔵門線の先の清澄白河駅に初めて降りてね。

地下鉄駅の周りは普通の住宅地と商店街で、拡張された地下鉄の網って凄いなと感心しながら。


雨の中並んで待っても、建物の中に入れば直ぐかな~とか思っていたら、建物の中の列の方が長くて、約3時間並びました(^^;。

やっぱり、開催日ギリギリに行くのでは無く、中程の人が少なげな日を選ぶべきだよね、美術館は。


会場にようやく入れた後は、軽く流して見る事なんかしないで、人波の中でじっくり観ていたので約2時間掛かりました。

アニメーションの中では背景は黒子で、映像としてはじっくり観られる立場の絵では無いけれども、キャラクタとかが無い背景だけだと、とても繊細に描かれているのが良く判りました。

遠い風景を表す水彩の淡い色のグラデーションとか、近場の濃い色のしっかりした陰影とか…。

自分がデジタルペイントで描いても、編集してようやくなんとか見られる物になるのに、修正加筆されたものは観られませんでした…う~むプロの仕事だなぁ。

細やかで正確な表現にも感心したのですが、もっと溜息が出たのはその物量。

一枚の背景をデジタルでさえ塗るのが苦痛で飽きてしまう自分なのに、向こうさんは淡々とこなされた背景の紙の山。

描いてきた時間の差はあっても、そのコンスタントに持続してきた創作力には、やっぱり敵いません。

そんな事を色々考えさせられた展覧会でした。


で、美術館巡り恒例の物品漁りは、やっぱりクリアーファイル一点だけw。

だって、目録とか、絵葉書とかは、印刷されて縮小されて、原版そのもののタッチが表されていないし、買って帰ったら置き場所に困るもの。

女の子や子供受けするジブリグッズとかもあったけど、そう云うのは都内のあっちこっちで見かけるし、一番のメッカなジブリ美術館に行けば手に入るもの。

それよりも、会場3Fで流れていた、御本人による水彩塗りのビデオの映像が欲しかったです…。

今では紙に描く事は無くなったけど、上手い人の表現ってやっぱり真似したいから。


その特別展の会場を出た後は、常設展にある事を現地で知った、岡本太郎の本物の「明日の神話」の壁画を見ました。

下絵の割と小さいサイズのものならば、地元川崎市生田緑地の岡本太郎美術館にあって観ていたけど、フルスケールの修復された実物は圧巻でした。

でかいw。

あんなでっかいキャンバスによく独りで描いたもんだ…独りだから自分の世界を描けたとは思うけれどもね。

原爆投下に対する感情がそのまま叩き付けられていました。

同じ館の同じ美術の範疇にあるものだけど、自然をそのままの光で描いていた男鹿さんの世界と、岡本太郎(敬称略)の内面を在るがままに表現していた世界が、同じ場所時間にあったのが不思議でした。

肉体としては大きな意味では同じ種なのに、内面が同じ方向に向かわないのが人間だものね。


全てを観終わって、そろそろ通常の閉館時間だって云うのに(帰宅後家でネットで調べたら今日は夜間延長)、館内ではまだ特別展を観る人の行列が尽きていませんでした。

あの人達、ちゃんと観れたのかしら…。

昨日午後から行こうともしていたけど、今日午前中から家を出て正解だったと良く判りました。


会場前で記念の携帯フォトのシャッターを切ったのですが、数日放置して充電していなかったので、シャッター音がしたと同時に携帯画面でバッテリー切れを宣告されました。

家に帰ってきて画像確認したのですが、やっぱり撮れて無かったです。

こまめな充電って大事だね…。