さて、前記事にて勧められたのがこれ。
↓↓
YOSAのチタニウムエッジというモノでした。
YOSA(YOSA PARK)というのはエステティックサロンを経営している会社で、チタニウムエッジはそこの商品です。
リンパを流したりするのに使うらしい。
YOSAのホームページを見ると、チタニウムエッジはチタニウム、シリコン、カーボンの複合素材とある。
なるほど金属とシリコンと炭で出来ているのか~
そして氷を乗せるとすぐ溶けるのだけど、それは1秒に1兆回振動しているからだとスピ好きさんは言う。
でも、触っても振動してる気が全くしないんだけど?
ホンマかいな!?!?
とりあえず「1秒に1兆回振動する」でググってみた。
そうするとテラヘルツ石って名前が出てきた。
テラヘルツ石というとなんだか大層な名前だけど、調べると半導体に使われるシリコン(ケイ素)を作り出す時に出る不良品なのね。
なるほどチタニウムエッジにもシリコンが使われているから、振動するというのだね。
テラヘルツ石は1秒に1兆回震動するテラヘルツ波を出している。
テラヘルツ波は光波と電波の性質を併せ持つ。
テラヘルツ波はは全ての物質、生物から発生していて、体のバランスを整えたり、老化を防いだり、生命活動に必須の育成光線と呼ばれたりしている。
と、あちこちの石のサイトやらに書いてあるのだけど・・・
ホンマかいな!?!?
よくよく調べると、石や水やグッズなどを売ってるサイトには、
~といわれている
~というのです
という書き方で、効果など良い面をアピールしている。
しかしWikiや物理学関係のサイト・資料を読む限り、そんなことはどこにも書いていない。
むしろまだまだ未知の領域で、これからが期待されるらしい。
テラヘルツ波は電磁波の一種で、一般的に周波数 300Ghz~3Thz(波長100um~1mm)帯を差す。
短波長側はミリ波、広義のマイクロ波と重なり、長波長側は遠赤外線と重なる。
テラヘルツ波は黒体放射で10ケルビン(摂氏約-263度)以上の温度の大抵の物から放射される。
この熱放射は微弱である。
↑はWikiより引用させて頂きましたが、以上の事より
テラヘルツ石からはテラヘルツ波は出ているけど微弱である。
テラヘルツ石にこだわる必要性があるとは思えない。
体のバランスを整える、病気を治す、などの効果はなし。
風呂に入れると体が温まるは、熱源(お湯)に石を入れることで石から熱放射が起きるため。
1兆回振動は分子レベル。
大抵の物からはテラヘルツ波が出ているので、テラヘルツ石だから肩凝りに効くということはない。
という結論に達しました。
あ、チタニウムエッジやテラヘルツ石に氷を乗せるとすぐ溶けるというのは、熱伝導率が良いからみたい。
熱伝導率・・・昔、学校で習った記憶が・・・ない^^;
全く覚えてない・・・
調べてみるとシリコンはアルミニウムよりは低いけれど、ステンレスや鉄よりは高い数値。
氷が溶けるに関してはYouTubeに動画が沢山upされているけど、実際どうなんだろうかとやってみた。
とはいえ家にあるのはアルミニウムのバットだけ(笑)
とりあえずお皿に氷の乗せたのと、バットに氷を乗せたので比較してみましたが、若干アルミニウムの方が溶けるのが早かったような・・・
まぁこんないい加減すぎる実験では何の証明にもならないけれど、動画も本当なのかと実証してみたくなるのが心情。
というわけで色々調べてみたけど、期待した効果はないようで残念でした。
じゅうまんえんで買わなくてよかったゼ!
ていうかテラヘルツ石流行ったの3年位前みたいで、
今頃誰もこんなの信じてないよね?(^^;