ご覧いただき、ありがとうございます。仰藻亭散人(あおぎもていさんじん)です。
朝のうちは晴れていましたが、だんだん雲が多くなってきて、明日は雨の予報です。
屋根の上シリーズ
写真は255ニチレイのラッピングです。下が赤で上が白と綺麗な配色になっています。
屋根上の配管等は標準的ですが、パンタカバーの横に切り欠きがあって、ビューゲル時代に前方からビューゲルを引くための配管が通っていたものだと思われます。
255(内回り)ニチレイのラッピング。柏中学前の歩道橋から
さて、200形。
まず、製図からです。
ササラ電車と同じように、ネットなどの写真にExcelの図形をのせていきます。
このとき、写真の角度や、広角や望遠などレンズのタイプによって形が正確でない場合が多いので、いろいろな写真を使って修正していきます。
写真にExcel図形を乗せた。ずれている。(写真は札幌LRTの会 編「札幌・市電の走る街」から)
200形のサイズは長12,370、幅2,160、高3,650mmとなっていますが、高さは車輪や上部のパンタ台などを含めたもので、箱の高さではないので使えません。もっぱら、長さと幅を頼りに写真から類推します。
210形が長12,500、幅2,230、高3,675mmなので、200形は全体に少し小さいことになります。210形などと窓のサイズも一緒と判断して、図面を描いていくと、車体の長さが短いせいか、ちょっと収まりきらない感じだったので、窓のサイズを少しだけ縮めました。
200形の部品図。これを真鍮板に木工用ボンドで貼り付けて、カッターでなぞってケガきする。
ちょっと幅が狭いか?でも27mmでピッタリ
本日はここまでとさせていただきます。