南極と北極の違い、わかる?

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大陸であるか、そうでないか、の違いですかね。
 
北極に棲む動物、といえばなんといってもホッキョクグマ。陸上最大の肉食動物です。ほかに、ホッキョクギツネなんていう可愛い子も見られます。
 
一方、南極に棲む動物といえばやっぱりペンギンを思い浮かべる人が多いことでしょう。実際、今日のスタンプもペンギン(これはコウテイペンギンの雛です)ですからね。
 
ペンギンは全世界におよそ18種類いるとされていますが、そのすべてが南極などの寒い地方に棲んでいるわけではありません。南米の暖かい所や、赤道直下のガラパゴス諸島にもペンギンが棲んでいます。でも、いずれも地球上の南半球に生息地が限られるため、北極ではペンギンを見ることはできません。ペンギンとホッキョクグマの共演は、野性の状態では実現不可能なんですね。
 
南極に棲むコウテイペンギンは、体長120センチにもなる世界最大のペンギン。テレビや映画などでもおなじみの、極寒の地での過酷な子育てで有名です。彼らはなぜ、こんな過酷な状況で子どもを産み育てるのでしょうか?環境がよく、餌が取りやすい夏に子育てをすればもっと楽なはずなのに・・・。
 
実は、こんな説があります。もし、夏に子育てを開始したとなると、雛が大きくなって自力で餌をとることができる時期にちょうど厳しい冬の季節を迎えてしまいます。そうなると、初めて狩りをする若ペンギンにとってはかなりのリスクとなります。それを避けるために、あえて厳しい季節に子育てを開始し、雛が成長するころに過ごしやすい夏が来るようにしている・・・すべては、我が子のためなんですね。
 
南極には、トウゾクカモメやヒョウアザラシ、シャチといった、ペンギンにとって恐ろしい外敵もたくさんいます。厳しい生活環境と外敵と闘いながら、ペンギンたちはその難局を乗り越えて今に至っているんですね。最後は大喜利で好楽師匠がよく使う洒落で〆ました((ノェ`*)っ))
 
 
写真は上野動物園のケープペンギンです。彼らは南極ではなく、南米の暖かい地域で暮らしています。