先日記載の通り、おまわりさんに御厄介になりました。

 

ですが!筆者が犯罪行為を行ったわけではありません。その逆です。

 

14日の深夜0時頃。東京駅発の中央線で帰宅しようとした時の事です。
 
改札を通り、エスカレーターでホームへ。

 

先頭車両を目指し、歩いていると不審な二人組が車両から下りてきました。

 

ご存知の方もいるかもしれませんが、この時間は中央線ホームには

 

快速と各駅停車の両方が東京始発となっています。

 

快速電車には遠方へ帰宅される方が多く乗り込みますが、

 

各駅は「御茶の水駅」までの数駅間、乗り込む方は非常に少ないのです。

 

その少ない車両を出たり入ったりと、不審な行動をする二人組。

 

初見は「なんや鬱陶しい奴らやのぉ」位にしか思っていませんでした。

 

筆者が先頭車両に乗り込もうとするその数歩前を二人組が同じように乗り込んだんです。

 

車内には「筆者」「怪しい二人組」「泥酔し熟睡中の20代学生(男)」しか居ません。

 

その広々とした空間で、二人組の内一人が泥酔学生の横へ。

 

もう一人はその正面に座りました。

 

筆者はドアを挟んで泥酔学生が見える位置に座り、横目でチラチラと様子を伺っていたのです。

 

端々に見えてくるのは、二人組片割れの怪しげな行動・・・

 

泥酔者とその男の間に大き目のカバンを置き、新聞新を取り出して周囲から手元が見えないように

 

ゴソゴソと泥酔者の上着に手を入れているようでした。

 

「こりゃ、スリだな・・・」

 

直感した筆者はチラ見をやめて、その男の行動を凝視。

 

するとその男、筆者の視線に気がつき、正面に座っていた男に目配せをした途端、

 

正面に座っていた男が筆者の視界を遮るように仁王立ちです。

 

筆者が座りながら見上げると、明らかに威圧している目つきで見下ろしています。

 

「なんや?」

 

筆者が問いかけると、無言のまま仁王立ち。

 

こりゃ、このままだと泥酔者がヤバいな・・・

 

そう思い、立ち上がってその仁王立ち男の肩を押しのけ
 

「どけ」

 

と言いつつ、泥酔者の元へ。

 

筆者「おい、兄ちゃんなにしてんねん?」
 
怪男「は?時計見てるんですが・・・」
 
筆「お前この兄ちゃんの上着弄っとったやないか」

 

怪「え?え?」

 

筆「えぇからそこ動くなや?」←男の襟首を掴んで確保

 

筆「おい!兄ちゃん起きろ!なんか無くなったもんないか?」

 

なかなか起きない学生。体をゆすっても起きません。

 

肩を片手で持ちながら襟首を掴んでたもう片方の手で顔を軽く叩いて起こそうとしました。

 

すると掴まれてた男がダッシュ!!

 

とっさに筆者

 

「待てやごるぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

タックルでその男確保!

 

瞬間!目の前が真っ白になったと同時に、首の後ろに鈍痛。

 

仁王立ち男が筆者の頭を踏みつけたようです。(これは状況からの想像)

 

その場にうずくまり、状況を確認しようと必死の内に電車の発車ベルが聞こえました。

 

「降りなきゃマズイ!!」

 

と瞬間に思いまだ寝てる泥酔学生を引きずり降ろし、這い蹲ってホームへ移動。

 

二人組は逃走した後でした。

 

そこで泥酔学生が覚醒。

 

「なにすんだコラーーーー」

 

と筆者の胸倉を掴み、なぜか大激怒(泣

 

こちらは頭がクラクラしている中、何が何やら・・・

 

駅員に拘束されて鉄道警察まで連れていかれました・・・(号泣

 

取調室のようなところに連れて行かれ、分れて事情聴取。

 

何やら別室では、その若者が大声で叫んでおります(半泣

 

警察は「暴力はだめだよ~」の一点張り。事情を説明しても一向に聞いてはくれません。

 

「ヤバい・・・このまま俺、犯罪者?

 

いやいや、俺が何をした?感謝される事はあっても恨まれる、

 

ましてや「逮捕」されるようなことは絶対ないだろ!?

 

笑いの神は、こんな大ネタをこの忙しい時期にかましてきたのか?

 

笑えねぇよ!!!!」

 

結果として、同乗していた若い女性が一部始終を目撃し、

 

次の駅の交番で事情を説明してくれた事により、事なきを得ました。

 

しかし、警察からは謝罪の一言もなし・・・orz

 

この国の警察はいつからこんなに無責任になったんでしょうか。

 

こっちは一歩間違えれば大怪我をしたのかもしれないのに。

 

まぁ、事の顛末はこんな感じです。

 

最後に・・・

 

だからさ、神様もう十分でしょ?