最近の弓道のおはなし。
今月の頭に所属している市の弓連の初心者講習会がありましたヾノ。ÒㅅÓ)ノシ"
会長に頼まれ、講師として出席また講習会に参加してくださった方の前でお師匠と一緒に演武を行いました。
弓道というと個人的にはちょっとハードルが高いというか、入りにくい世界かな?と思うのですがここ最近はアニメの「ツルネ」の影響もあってか弓道を始める方が凄く増えているというお話を聞いたことがあります。
私の弓連では年に2回初心者講習会が開かれ、そこで体験してもらってやりたいと思った方は入会して1ヶ月〜2ヶ月程の毎週1回の練習会に参加してもらって本格的に練習を始められるといったような流れになっています。今回は20名を超える応募がある中抽選で選ばれた方15名程が講習会に参加してくださり最終的に10名の方が入会してくださりました!
これは巻藁指導をする私です笑(◍ ´꒳` ◍)b
弓道は男女そして年齢問わず始められるスポーツ(武道)です🎯
弓道人口は圧倒的に高齢者が多いです笑
多分50歳より上が8割近くを占めている気がします
特に子育てが一段落した方や、定年後何か趣味を持ちたいと始める方がスタンダードです。
体力もある程度は必要になってきますが、静のスポーツなので(武道なのでスポーツではないという意見もあるのですが初心者向けの説明で一応スポーツとしてのお話として進めます)激しく動いたりするものではないので、おじいちゃんおばあちゃんになっても自分のペースで楽しめる素敵なものだと思ってます( ᐢ。• ·̫ •。ᐢ )
皆さん口を揃えてカッコイイと言ってくださって、弓道の魅力ってそこもあるよなぁと思います
私も弓道やりたかった理由はカッコイイからです笑
私の場合は弓道がやりたくて、弓道部のある学校を探して入学したくらい熱意がありました笑
指導では初心者で何もわからない状態の方に教えるということは中々に難しいんだなという印象を受けました。ある程度経験がある方にこれはこうだよあれはああだよと教えるのはスムーズでも、真っさらの状態に教えるということは自分自身頭で分かっていてもそれを整理して言葉にして相手に伝わるようにするというのは難しく私自身もとても勉強になりました!👏🏻
皆さん帰り際には楽しかったと弓道の魅力について触れることが出来て良かったと仰っていただきとても良い1日となりました!私も人に教えるという良い経験が出来て感謝な日になりました。
そして次の週には昇段審査を受審してきました🎯
(1番手前左側が私)
いや、ほんとにここ最近ずっと昇段審査の事が頭から離れなくてソワソワしてました💦
去年11月に昇段審査を受け、高校生以来ぶりの審査で無事弐段に昇段することができました!
そこから約半年は審査が受けれなかったので、今回の昇段審査に向けて本格的に春から審査を意識した練習を始めていました。
以前も書きましたが、弓道の審査は1手(2本)での審査です。初段以下〜弐段までは中りの有無はあまり見られず体配が重要視されます。
体配とはで検索したらこう出てきたので説明文を載せてみます。⇓⇓⇓
体配とは弓を引くときの射型以外の動作のことで、礼の仕方、歩き方、座り方、体の向きの変え方、弓を引くときの立ち方などです。 このように弓道は的中(的に命中すること)だけでなく、品位や風格(弓道の言葉では射品・射格と言います)も求められる奥の深い武道です。
弓道は中りは勿論大事ですが、それ以上に射品射格が大切とされていてその向上を目指し日々皆さん修練を積んでいます。
今回私が受審した参段では、体配が出来ていることは勿論の事そこに加えて此処から先の段位は中たりが必須条件になってきますので2本あるうちの1本または両方を的中させないと合格できません。それがめちゃくちゃプレッシャーだったんですね笑😂
だってだって、2本あるうちの1本が必須条件って1本目外したら次は必ず中てないといけないんだもーーーん!(`;ω;´)
弓道はアーチェリーのように照準はついていません
中てるということがそもそも難しいのです…。
それが必須条件………💦
なので弐段と参段には大きな壁があります。
ネットで調べたところ弐段を取ってから、2〜3年で合格出来る人が多いとのことでした。
筆記のテストは事前に今は答案を送るという方式になっているので1ヶ月程前に提出済ですが、当日まで私は悪夢を見ながら(前回は行っても行っても射位に辿り着けない夢を見た。今回は矢が上のコンクリートにあたって跳ね返る夢を見た。)練習してきました笑。゚(゚´꒳`゚)゚。
前日は思い切って休めと皆さんから言われたので、雨だったこともありおうちでゲームをしたりしてゆっくりと当日に備えて休息をとりました。
そして当日
母に車で送ってもらっていざ勝負!!!
もう協会に審査料はお布施じゃ!という気持ちで受審しました笑٩( 'ω' )و
私はまさかのスーパー大前だったのですが、逆に自分のペースで引けたのでそれが功を奏したか甲矢(1本目)がホントにホントにど真ん中に入る😳😳😳
甲矢を入れられれば合格の可能性が高まるという話を聞いていたので冷静ながらもオッ…と思う笑
しかし、入場で後ろにトラブルがあり心乱されていたのでそれどころではないのが本音🤮
そして第一射場の大前だったので、後ろの弦音が分からなくなり立てなくなる…笑
これは事前に皆さんから分からなければ無理に立たず審査員の合図を待ちなさい。それで減点にはならないからと言われていたので大人しく待つ。
まあ内心大パニックでしたが…( ´ °∀°`)ヘッ
そして合図を受け、立ち上がる。
もう大パニックだったのであんまり覚えていない笑
そんな感じで審査は終えました。
矢返しの時に後ろ2番目の方に、ど真ん中に甲矢あてるからびっくりして自分もやるぞー!という気持ちになりましたよ凄かったですね!と褒められるなどして照れくさくなるなど(´ฅω•ฅ`)💕
矢返しの時に、進行係としてお手伝いに来てた所属連盟の先生にグッ!とガッツポーズをされて合格の可能性がゼロじゃなくて良かったと喜ぶ私(過度な期待はしない派)
お師匠も進行係としてお手伝いに行っていて、こんなラインが届く。
そこから約1週間
現地で見守ってくれていた母も「ほんとに真ん中だったし綺麗だったし受かってる気がするー!😘」とか言われつつも、いや受かったかな…でもまぁ中ったから可能性はゼロじゃないだけ良いしどうかなどうなるかなとずっと吐きそうになりながら結果を待つ。
そして一昨日吉報が!!!!!!❤❤❤
ウワーーーーーッ!受かったあああ!?!?😂
めちゃくちゃ嬉しかったです!!
この日は弟が(弟も高校で弓道部)うちの弓連に所属することになり一緒に練習をしたあと、おじいちゃんの誕生日だったので実家へ帰っていて叔母さんや母と皆で夕飯を食べてる最中でした🐹💕
こんな有り難いお言葉まで…🥺🥺🥺
正直一発合格できると思っていなかったので喜びも大きかったです。
去年の7月に約8年ぶりに弓道を再開して1年立たずして弐段、参段とトントン拍子に段位を上げられたのはいつも指導してくれる先生方のおかげです🙇♂️
体配がとても良かったと評価をいただいていたことを会長からお聞きして、そこは特にいつも厳しく指導してくれるお師匠と会長のおかげだなと思いました。本当に皆さんに支えられて上達していっているので感謝しかないです。
上の画像にも書きましたが、参段を取るというのは高校生からの夢でした。お正月に着物での初射会それから初心者講習会での講師+代表で演武、そして参段の合格と夢見てたことがこの一年で次々と叶っていて、ああ弓道をまた続けて良かったそして高校時代文字通り血の滲むような練習をして努力した事が無駄になっておらず今の自分に繋がっていること。それがとっても嬉しいです。
四段はそれこそ一筋縄ではいかないので何回も受審する気持ちで、まずは来年の今頃の挑戦を目指してまた1から手の内や体配の練習をして行きたいと思います。1年かけてより良い射が出来るようがんばります!(ノシ>△<)ノシ🌟
これはオトウットと初めて練習に向かう記念写真
行く前にコメダの一番くじを引いたらまさかのA賞が出てしまった。シロノワールどうするん?
道場に持っていったら皆に大人気だった笑🍒
帰宅後、母が記念写真を撮ってくれました📷
凄く気に入ってラインの写真にした笑
二人並んで袴だとめっちゃ目立ちます。
ちびっこにかっこいいねーと言われた🫶
弓道のみのブログですが、こんな感じで頑張ってます!これからも頑張ります!!!
まずは自分お疲れ様でしたー!!🥂🌟