3月1日23時36分。
7年前に父親が癌で死去しました。

担当医から2月14日に余命2ヶ月と
告知。

父はとても気が小さな人だったので
本人には癌という事は告知して
なかった。

もし私だったら?断捨離もしたいし
会いたい人に会ってもおきたいし
体力があれば、見たいものも見て
おきたい。
旦那と子どもに20歳まで、毎年
動画と手紙でメッセージを残して
おきたいから、告知して欲しいけどね。

多分父の性格からして、周囲に
当たり散らして、同居してる母と妹が
参ってしまうと思うので告知せず。

「普通ではない咳をしながらもタバコを
吸ってる」この表現で、どんな人柄か
わかると思います。

桜は見れそうだねって言いながら
母と妹で総合病院の緩和病棟の
見学して手続きを済ませ。

緩和ケア病棟に入院するには
告知が条件だったので、担当医から父に
「あなたは癌です。もう治りません」
と、告知してもらう。
(余命までは宣告しませんでした)

父は家に帰るまで無言
翌日、まさかの急変。
総合病院は本来は看取りする場所
ではないけど、在宅訪問のお医者さんが
「緩和病棟に3日後に入院予定だから」と
押して下さり。
救急車で搬送され、息を引き取りました。

危篤の段階で「小さなお葬式」を
調べておいたので、電話したら
1時間以内に喪服のスタッフが数人来て
総合病院の地下から父を斎場の保管室へ。

翌朝9時に葬儀スタッフが来て

香典返しの品物や、プランを決めたり

その場で火葬時間を予約してくれました。

遠方から来てくれる親戚のために
桜木町駅前のワシントンホテルに
私が電話。(母はまったくの役立たず)
部屋と朝食付きを手配して、妹が
事前に代金を支払いに行ってました。

お墓は事前に区画を購入しておいた
けど、檀家はないので
「小さなお葬式」で紹介してもらった
お坊さんが来てくれました。

お通夜、告別式、49日、一周忌
3周忌、7回忌とお世話になりました。

お経を唱えてくれる合間に、毎回
ある事をしてくれて、暖かい人柄の
お坊さん。
7周忌までお世話になりました。

次は13回忌。5年後、お坊さんが
お元気だったら、また会いたいなと
思うような素敵な人柄です。