「もし天使が被造物の認識に向かうならば、

その時は夜となるであろう。

聖アウグスティヌスは次のように語っている。


天使たちが被造物を神なしに認識するならば、


そのときその認識は夕方の光であり、



天使たちが被造物を神の内で認識するならば、


そのときその認識は朝の光となり、



天使たちが神を、


神自身において、



純粋に


有であるままに認識するならば、


そのときその認識は明るい正午となる」と。



人はこのことを理解し、


これほどまでに『有』が高貴であることを認識しなければならない。






エックハルトより。