シュリーH.W.L.プンジャジについて書かれた

「覚醒の炎」という本で、この罪の意識について語られている箇所があります。


あなたは自分が罪人だという概念を取り除かなければいけない。



何故なら、それはただ困難を与えるだけだからだ。



「罪が私に触れることはない。私の中に罪の意識はない。私はすべての罪から自由だ」



これが本当のあなただ。それが真のあなたなのだ。と


これが唯一の本性であり、存在だと。


とても力強く、心に響いてきますよね。




そして、プンジャジは

「私はあなたが罪人だと言った事はない。私は本当のあなたを知っているからだ。あなたは私だ。そしてあなたは自由なのだ」と。

この、全てが無い、誰にも触れられることのない場所



説明も描写も出来ない「それ」なんだと。

そこから全てが現れて消えてゆく。






目に見えないが、本当はいつも近くにある。親密な関係なんじゃないだろうか。


瞬間的に感じるあの莫大な愛。




「それ」があるために、私達はこの世界に生まれ、何千年もサンサーラを繰り返している。


だが気付かれない。



私という個人意識が生まれ、誰それという間違った解釈をしてしまった。



これは奇跡講座で言われる原初の誤りなんだなーと思う。




「それ」は全てを超えている。



きっと私達が想像する全ての体験、理解、表現を超えている。




まだまだそこに到達してはいないが、準備が出来た時に全ては現れるのだろうと信じているのだ。




私達はこれを理解しようと、感じようとやっきになって無意味な修行を繰り返しているのかもしれない。



しかしその上で顕現と虚空の両方が湧き起こり、全ては舞い踊っている。



彼から見えるもの、ハッキリとそこには二元性はないのだと教えてくれます。



そして、世界中の人がこの罪悪感に影響されているが、それは全て想像に過ぎないことも。




プンジャジ:
「あなたはあまりにも深く罪や善と悪について考えるようしつけられてきたため、
藁の山に火をつけることさえ罪だと考えるようになってしまった。
正しさと過ち、善と悪という概念が、あなたにマッチを擦るのを思い止まらせるのだ。
あなたの障害の全ては、一本のマッチで点された炎で焼き尽くされるだろう。
その炎が自由なのだ。
この自由の炎で全ての人を焼き尽くすがいい。」


この時の、藁とは私達が無数に抱えている罪悪感、エゴ、概念などで、それがあると信じてる私達の全ての概念を焼き尽くせと言います。


それこそ、私達の真の自由、真我実現なのだと言う事でしょう。



「私」という全ての概念が焼き尽くされ、取り払われますように。



マッチを擦るのを恐れませんように。