STRAYDOG重松隆志さんの外部公演三連続の第三弾！
7/22(金)にRISU PRODUCE vol.10 記念公演の初日 舞台『イキザマ』
を観に行ってきました。
この舞台を観に行こうと思ったのは、STRAYDOG重松隆志さん が
ご出演されるからです。
RISU PRODUCEはvol.9公演『やすしくんへ』～2010ゼロ番区最終章～
に引き続いての観劇になります。
RISU PRODUCE vol.10 記念公演
舞台『イキザマ』
作・演出：松本匠
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
★以下、内容に触れる感想を含むため問題ない方は読んで下さいね★
2度言います！
プロレスブームが去ってしまった昨今、大量の選手が退団し、
団体の存続すら危うい状況の中、
五年振りに新人の入門テストを実施することになった黄金プロレス。
テスト生の中で、どこか陰がある一人の男に、一目惚れをする
五十嵐社長。
合否の結果、数名だけが入門を許される事になる。
そんな中、プロレスの殿堂である後楽園ホールで
初の興行を行う事が決まった黄金プロレス。
しかし、その興行までには幾つもの苦難が押し寄せて来るのである････
(こちらの画像が舞台のセット風景です。)：パンフから
もう、オープニングからグレートムタのテーマ曲の中、リング上で
重さんが演じるヘラクレス田中と松本勝さん演じるメロディアン斉藤
がプロレスをしているところから始まるのですがいきなり胸が熱く
なりました！
ヘッドロックからの巻き投げ、後ろに回ってのグラウンドテクニック
からの胴締めスリーパー。
プロレスラーのあの呼吸感。
すごい！
はい！僕めっちゃプロレス大好きです。プロレスを題材としたお芝居が
観れるなんて重さんの舞台が決まってからめちゃくちゃ心待ちにして
いて始まってからすでに、本気でプロレスしてる役者の皆さん観て
この後どんな展開になるのか半端ない期待感でした。
もう、身体の鍛えようが凄いんです。説得力十分すぎた！
重さまの褐色色のスーパーボディすごかった！身体ですでにリスプロが
描く舞台の内容を伝えてくる力をものすごく感じました。
舞台は、黄金プロレスの道場でH・田中とM・斉藤のスパーリングが
行われている。H・田中のあまりの強さにねをあげる覆面レスラーの
M・斉藤。
黄金プロレスは大量の選手が退団しH・田中とM・斉藤の2人しか所属
選手が居なくなってしまっていたのである。
団体の存続すら危うい状況の中、
五年振りに新人の入門テストを実施することになった黄金プロレス。
テスト前に所属レスラーと雑談をする佐藤正和さん演じる黄金プロレス
の社長五十嵐太郎。いざ入門テストが行われるもあまりの参加者の
少なさに中止しようとH・田中に言われるもせっかく来てくれたんだ
からと開催を決めた社長の雰囲気が優しい。
受験番号１：横関健悟さん演じる植村孝範。26歳。
一番最初に道場に現れた植村。どう見てもプロレスラーに似つかわし
くない怪しげな雰囲気。見た目で完全にプロレスオタクって分かり
ました(笑)
受験番号２：井上賢嗣さん演じる浜口護。24歳。
めっちゃごっつい若者でいかにも厳つくて怖い感じの雰囲気。
自分の強さを確かめに来た！集まっているメンツがしょぼいんでやる気
半減とものすごい自身と若さゆえの言動と言う感じが漂う。
受験番号３：浜谷康幸さん演じる大村剛。37歳。
「人生の全てをささげるために」テストを受けに来た大村。高齢で
厳しいということも把握しているどこか陰がある一人の男。
受験番号４：かなやす慶行さん演じる川上大祐。40歳。
唯一のレフェリー志望。
道場に入ってきた瞬間、いきなり１，２，３数え。レフェリーのテスト
していないのにもかかわらず･･･。記念にテストを受けることに。
受験番号５：松本匠さん演じるチョモランマ加藤。20歳(爆)
一人遅れてきたプロレスLOVEなちっちゃな男性。テスト生にもかか
わらずの覆面(笑)
理想のレスラーはミミ萩原と神取忍。女子プロ好き(^ω^)
チョモランマすごいおいしいキャラクター発揮！
入門テストも本気で、
反復横とび、腕立て伏せ、脚上げ腹筋、ジャンピング背筋、スクワット。
終了し、合否の相談を行う黄金プロレスの3人。
レフェリー志望は営業として採用しようか？と社長。
特例として３だけは合格にしようと社長が持ちかけるも、レスラー達は
全員不合格だと。
ただ、社長は「久しぶりにプロレスラーに本気でなりたいと感じること
ができた男。おまえらと同じように。」とレスラー達に語りかけ･･･。
そして、受験者を呼び込んで合格発表。
・・・
「全員不合格」。
(；；)
次々、道場を後にする受験生達。
あんなにいきがっていた浜口が受験後に「さっきは生意気なことを
言ってすみませんでした。今度テストがあるときは真剣に受けに
来たいと思います。」ってプロレスを通じて目覚めさせるというか
そういうのを感じ熱くなりつつ。
リング上では、自分が不合格になったことで呆然とし立ち尽くす大村
だけとなり･･･。
震える声で「ありがとうございました。」と力なく去る。。。
そして、受験生達が道場を後にしたところで急に外に飛び出した
H・田中は「おい、お前ら！本気でプロレスがやりたい奴！
お前らの想像をはるかに超えるくらいこの世界は厳しいからな！」
と本気でやりたい奴は戻って来いと手を差し伸べる。
重さん(;ω;)熱いよ！
チョモランマ以外は黄金プロレスに入門し過酷な練習がスタート。
どの世界でも共通やけど
感謝の気持ちを忘れた人間には
チャンスや未来はないと思え！
レスラーという職業は子供達に夢や希望を与える使命がある
ということを絶対忘れるな！
受身の練習が始まるも、植村孝範の出来ない感(笑)
迫力の無い受身を補うかの自分でリングを叩いてパーン(笑)
しかもできてる感を盛る自分で「よしっ！」(笑)
すごい面白いし！
1000回やっとけ！にも頂きますって(笑)
練習中、ぼっとしている大村。顔の表情から、なにか身体に問題が
あることを感じさせるも、受身をしてみるとなかなかの上手さを発揮。
受身の後の格好をM・斉藤に矯正させられるもそれがかっこ悪いと
再矯正するH・田中(笑)
そんなこんなで、
いきなしのチョモランマ加藤が再乱入。道場破りに来たと(笑)
スジャータ、ミスターレオパレスと黄金プロレスのトップレスラー
名をことごとく間違えるチョモランマ(笑)
それを受け入れるレオパレスいやヘラクレス(笑)
完璧にウィークリーマンションになっとる。
練習生達を見て自分だけ落ちたことに気づくチョモランマは怒り心頭。
ヘラクレスとリングで戦うことになったチョモランマは自分の携帯電話
を出してメロディーをかけはじめたイントロですでに(笑)
プロレスリングノアの三沢さんのテーマソングが静かに流れ出すと
道場の外に一旦出てからの、スパルタンXが響くと入場(笑)
完全にレスラー！
「おい、お前達！手拍子とコールがねえじゃねえかよ！」って怒り
出すチョモランマ(笑)
本当は、三沢！三沢！って叫びたかったです！
からの、チョモランマ再トライ。
チョモランマは客席に下りてきて奥のほうに行くとお客さんを客と
見立てて次々と握手しながらの入場(笑)
練習生達は、三沢コール！
チョモランマがリングに近づくと帰れコールに変わり(爆)
こうゆうの好き。
もう、しかもヘラクレス田中VSチョモランマ加藤のスパー中に流れる
曲が、僕がめっちゃ好きなレスラー、
【インドの狂虎 タイガー・ジェット・シン】のテーマ曲ですよ！
すんごいアドレナリン放出(^ω^)興奮！
こしゃくな攻めを見せるチョモランマにコブラで勝つテーマ合わせ
も良かった。
イキザマものすごいプロレスLOVEを感じる！！！
すいません。この舞台、めちゃくちゃ面白すぎて好き過ぎて
止まらん。。。
謎の男チョモランマ加藤の正体を知っていたH・田中は彼が、
ボランティアで子供達にプロレスを教えているというのを新聞の
記事で見たというバックボーンを。背が小さいチョモランマみたいな
プロレス好きが身体的な理由でプロレスラーになれない、そういう
人がいっぱいいるんだと。
練習が終わったときに、お酒を飲みながら気分良く道場に来た
社長から、一人で居るH・田中に伝えられたのはプロレスの殿堂で
ある後楽園ホールで初の興行を行う事が決まったこと。
みんなにはナイショで。
ここからさらにH・田中の力の入りようが変わってくる。
H・田中は結婚していてひろこという妻が居るが、社長からそろそろ
子供でもと言われるもはぐらかすH・田中･･･。
その後、シャワーを浴びると言って上に戻っていたはずの大村を呼び
寄せ、3人でお酒を飲む。大村はシャワーを浴びていなかった･･･。
酒の席でたまに気が抜けているのではと指摘され。
社長にプロレスをしようと思った理由を聞かれると、祖母がプロレス
ファンであったからだと生き生きと話し始める大村。
新日のタイガーマスクの話をするときのテンションの高さわかる～！
浜谷さんのローリングソバットのまね、めっちゃ似てたもん！
社長が近日中に健康診断があると話したときに、妙に反応する
大村･･･。やはり何かを隠している。
ここから場転が行われ、黄金プロレス道場での記者会見風景が。
リング上に3つの椅子が置かれ、M・斉藤、H・田中、社長と並ぶ。
リング外では、営業副部長の川上が記者会見の司会を。
クリスマスイブに後楽園ホールで行われる、
１２・２４
↑言い方が「じゅうにぃてんにいよん！」(^ω^)プロレスの読み方♪
なんか大会名がめっちゃ笑える感じだったんですけど思い出せずで(笑)
まず黄金プロレス代表からと川上が振るとおきなしの社長の声の
裏返り(笑)
緊張感ありありで！
M・斉藤の意気込みは、最高のヒール感満載！ってか松本勝さんの
このキャラ最高に好き。
H・田中の戦ってみたい選手は、新日本の棚橋選手。最初はいい感じに
記者に受け答えしていたんですが終わりになると尻つぼみ感がなんとも
言えず味が出ていて笑えました！
記者会見でH・田中から「M・斉藤選手が超大物とコントラマッチ(敗者
覆面剥ぎマッチ)」を行うことをM・斉藤に知らせずに発表！
記者会見後は黄金プロレスメンバーでの写真撮影。H・田中こと重さん
の写真撮影のポーズがおなじみの重さんポーズ(腕をクロスのあれね(笑))
もう、重さんずるい！めっちゃ笑った。
STRAYDOGの女の子ものがたりで重さんが編み出したポーズです(爆)
コントラマッチを聞いていないと記者会見後食いつくM・斉藤。
社長達に相談してくれなかったことに悲しさを見せるM・斉藤。
M・斉藤は高校生のときに顔に大やけどを負っているから覆面を被って
いると練習生達に教える社長。
師匠(マスクマン)からマスクをもらい、そのマスクを脱いだとき真の
レスラーになれるという言葉をもらったM・斉藤。
M・斉藤のコントラマッチ、これは負けなくてはいけない試合･･･。
観客が喜ぶ試合を作る。このシーンは深かったあ。。。
プロレスって勝つことだけじゃなく、そのレスラーが辿る過程と言うか
試合だけでなく、背景やいろんなものをひっくるめてプロレスなんです
よね。
斉藤が小学生の頃の作文で有馬さんの声が聞こえてきたのは
嬉しかったあ。
コントラマッチが決まってから姿を消していたM・斉藤が久しぶりに
道場に姿を見せると、M・斉藤を慕っている練習生の植村,浜口が
受身を見てもらうよう嬉しそうにお願い。それを見守るM・斉藤。
だんだん力が入ってくるM・斉藤！
そこに、H・田中が現れると、M・斉藤にM・斉藤の対戦相手が決まった
こと、大村のデビュー戦が決まったことを報告。
だが、M・斉藤の口から出てきた言葉は「移籍する･･･。」
それに切れ出すH・田中。だが、M・斉藤の口ぶりは本物。
練習生達もM・斉藤を止めに入り熱い思いをぶつける。
H・田中が立ち去ろうとするM・斉藤に言った「お前と一緒に楽に
なったるから･･･。」なんかじわぁ～っと熱くなった。
新しい始まりを向かえ、H・田中も一緒に苦楽をともにしてきた
M・斉藤に語りかけ、試合の当日まで待っていることを伝え、
M・斉藤は黄金を去る･･･。
そんな気持ちを抑えようと練習に打ち込む姿がまた(;ω;)
黄金メンバーが道場で練習に打ち込んでいるなか、社長が現れ、
健康診断の結果を選手・練習生達に伝える。ただ一人を除いては。
大村に対して、激高する社長。デビューが決まっていた大村は、
脳が萎縮していく病気にかかっているのを隠していた･･･。
重度の若年性アルツハイマーであると。
大村に尋ねるも、6年前から徐々に工場で働いていたときにミスが
多くなってきて、いつかこのことがばれると自覚していて。
おばあちゃんからもらった、
プロレスって凄いんだよ！出来ないことをやっているから凄い
んじゃなくて、この人たちは人としての『イキザマ』をリングの
上から伝えているんだよ。だから、プロレスには喜怒哀楽が
いっぱい詰まっているんだよ。
という言葉を胸にひめ、
大村はいつまで生きられるか分からない自分の『イキザマ』を
プロレスに捧げたいという熱い気持ちが迸って、泣きながら社長
達にデビュー戦をやらせてくれと懇願する
(;ω;)胸がいっぱいになりました。
黄金のメンバーに『イキザマ』を見せたい気持ちが伝わる！
興行の準備を道場でしている最中、社長とお酒を飲む植村。
植村お酒弱そう(笑)
明日に興行を控えた道場にM・斉藤以外が集結し、H・田中が
買ってきたスポーツドリンクで乾杯しようとしていたときに、
まさかのチョモランマ加藤が道場に乱入(笑)
しかし、今回は祝い酒を持参し明日ちびっこたちと応援しに
行くという後押しにあったかい気持ちになりーの、
いきなし頑張ってくださいね。ミスターホームレスさんって。
H・田中のこと呼んで最後は完全に家無くなってるボケ(笑)
そして、試合当日。
大村剛のデビュー戦。黒タイツのコーナーに控えステップ
踏んでいる37歳大村を観たらめっちゃ目頭が熱くなった！
姿を消しているM・斉藤の試合の順番が近づき心配をしている
植村,浜口。しかし、旋律の不協和音！メロディアン斉藤は
やってきた。その姿が観れたのとものすごい眼光に覚悟
『イキザマ』を感じ、熱い気持ちが止まりません。
しかも凄いのが対戦相手を見せない一人プロレス。
M・斉藤の負ける姿は観たくないがその時が来てしまい、
関節技にタップ。マスクを脱いだ顔には大きな火傷のあとが。
メインイベントに登場したヘラクレス田中。
もう、重さんの戦っている姿がめいいっぱいプロレスしていて
素晴らしかったです！セコンドも一緒に戦う！本気で熱い！
ヘラクレス田中の叫びに震え、フィニッシュが来るものだと
信じていましたが、一瞬のスキを取られ相手のジャーマン
スープレックスホールドに敗れ去るヘラクレス。
3カウント後もピクリともしないヘラクレスに異変を感じた
セコンドたちが一斉になだれ込み、必死にヘラクレスに呼びかけ
心臓マッサージを施す。
そのとき、僕には死と隣り合わせの状況でヘラクレスさんは
必死にプロレスしているはずだと想いながら、悲痛な仲間の
叫びを聞いていました(;ω;)
もうだめかと思ったとき、
･･･
奇跡的に、ヘラクレスの右腕が天に向かって動き始める。
男達の『イキザマ』がものすごく伝わってくる本当に素敵な
舞台でした！もう、前半とかたくさん笑いつつも何度も気持ちが
熱くなりプロレスを本当に愛して創られた作品なんだなあと
いうのがものすごい感じられました！
ご出演されている役者さんの役柄も皆さんが本当に良かったし、
ストーリーも本当に面白く見応えたっぷりのお芝居でした。
リスプロすげーわ！！！！！
そうだ、後楽園ホールでの試合中、リスさんのチョモランマが
子供達と観戦しながら子供達を気遣う優しさのところすごい
あったかかった☆
重松隆志さんの重さんサイン&ヘラクレス田中選手のサインを
頂きました(^ω^)嬉しい！
重さんの魂をものすごい感じ取れたこんなにすごいお芝居が
観れてほんと感動した！めちゃくちゃ面白かったです！！！
あっ、ポンパドールにも会えました(^ω^)分かる人にだけ。
8人の熱い男達が作り出す最高のプロレスを観劇してみてください。
本気の熱いお芝居になってます。超オススメ！！！
詳細は以下の通りです。
■STORY
僕が少年だったあの頃、唯一楽しみにしていた事があった。
テレビの前で裸の男達が命がけで戦っていたあの姿。
きっと男達は闘う事で僕達少年に多くのメッセージを
残してくれていたんだと大人になった今、僕は気付いた。
それに気付いた時、僕は・・
■日程
7月24日（日）14時
7月24日（日）18時
7月25日（月）休演日
7月26日（火）19時
7月27日（水）19時
7月28日（木）19時
7月29日（金）19時
7月30日（土）14時
7月30日（土）19時
7月31日（日）14時
■会場
東京 下北沢シアター７１１
■チケット
指定席 前売り/当日共 4,000円
自由席 前売り/当日共 3,700円
■キャスト
浜谷康幸・・・大村剛
松本勝・・・・メロディアン斉藤
横関健悟・・・植村孝範
松本匠・・・・チョモランマ加藤
重松隆志・・・ヘラクレス田中
佐藤正和・・・五十嵐太郎
かなやす慶行・川上大祐
井上賢嗣・・・浜口護
有馬拓人・・・(声の出演)
■スタッフ
作・演出：松本匠
そんなこんなで。
