Air studio 舞台『時計~僕がいる理由~』 | あおちゃんのブログ

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11/21(日) 18:30からのAir studio 舞台『時計~僕がいる理由~』の

Bチーム公演を観に行ってきました!


この舞台を観に行こうと思ったのは、女優さん相馬亜古さん

お芝居を観たいと思ったからです。


場所はAQUAスタジオ。すごい観やすい劇場でした。


エアスタは『MOTHER』を昨年観劇していて、公演前に、

再演のお知らせのテロップが流れて過去の舞台の映像観ただけで

内容を思い出してきてこみ上げてきそうでした。


エアスタは戦争や時代物のお話を題材とした舞台が多くて、

僕はすごい好きです。



今日の『時計~僕がいる理由~』は初めての観劇でしたが、

内容がすごい良かったです。エアスタのお芝居はほんと観ていて

考えさせられたり、じーんと来る。


ある家族の大正時代から現代までの流れを観ることができる

ストーリーで、各役者さんがその時々の年柄に合わせたお芝居を

時計の流れに合わせて変えていくのがすごく良かったです。

一人ひとりの役者さんが同じ役なのだけれどたくさん楽しめるんです。


芳雄の彼女役で浅井家に嫁いできた晴美役の方は、子供を生んで

お母さんになるにつれてしゃべり口調もすごく年柄に合っている感じ

が出ているところがすごく良かったと観ていて思いました。


父寛治と母サクの間に生まれた子供3人。勝彦、安子、芳雄。

オープニングでは、3人が子供の役から登場。けんかしていたり

はしゃいでいるシーンがすごく良かったです。ちょっと舞台前半から

ビックリしましたが(笑)

お父さんお母さんの年の移り変わりもすごく良かったです。


亜古さんが演じるのは、安子。女学生のとき、好きだった人が戦争で

なくなった事実を知ったときの落ち込むシーンは観ていてとっても

辛かったです。

兄勝彦を戦争に送るとき最初のほうは喜んで見送っていた家族が

次第に、ちゃんと見送れなくなるシーンは観ていて色々考えさせ

られました。

社会人になった安子は一気に大人な雰囲気が出ていて、

おばさま、そしておばあさんまで5世代くらいの役の移り変わりで

本当に色んな雰囲気を味わう頃ができてとっても楽しめました。

僕は、おばあさん役がかなり好きでした。おばあさんになっている頃は、

もう時代も平成でモーニング娘。のLOVEマシーンがブレイクしている頃。

安子おばあちゃんが登場してくるとき曲に合わせてちょっとステップ

踏んでいるところがかわいかったです(^ω^)

おばあちゃんは、仕草もすごく良くて特にお顔の表情がめっちゃ

良かったと思います!口元の感じがすごいおばあちゃんな感じで、

しゃべり方の雰囲気もすごく良かったです。

おばあちゃんの語りはほんと良かった!!!

言い訳は時を止める。

今日出来たことが明日できるとは限らない。

今日出来ないことが明日できるわけがない。

今日いた人が明日もいるとは限らない。

毎日ご飯を食べる!

自分に言い訳するのはよしなさい。


ラストシーンは、安子おばあちゃんから言い訳をさせられた人がいたよ

と兄弟の芳雄の子供実に、戦争に行った勝彦兄ちゃんのお手紙を

渡しそれを読み上げる。内容と実の感じ方がすごく伝わってきて、

めちゃくちゃこみ上げてきてしまいました。熱くなったなあ。

安子のお人形のくだりすごいやばかったです(;ω;)


あー、すごくいい舞台観れてよかったあ。



Air studio 舞台『時計~僕がいる理由~』

作 藤森一朗
演出 大橋 由紀子
あおちゃんのブログ-Air studio 舞台『時計~僕がいる理由~』

■ストーリー
親から子へと受け継がれていく時計。
大正から平成までのある家族の100年の物語。

■キャスト
高橋新太郎・・・浅井寛治役

大島理恵子・・・浅井サク役

今枝広人・・・・浅井勝彦役

相馬亜古・・・・浅井安子役

岩男考哲・・・・浅井芳雄役

清水美恵・・・・浅井晴美役

花田祐弥・・・・浅井実役

咲笑りえ・・・・浅井美加役


そんなこんなで。


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