前回、的外れな考察で混乱を与えた事を反省し、今回は仮説を立てて大まかな生産台数を推測したいと思います。
なお、ブログをご覧の方で正解をご存じの方がいた場合は、遠慮なく仮説を覆し正解を教えてくださるようお願いします。
さて、仮説の内容ですが…
①コロナクーペとセリカのグレード毎の販売比率は同じものとする。(後期セリカZRとコロナクーペVXのように、対応グレードは読み替えるものとする)
②フレームNo.に欠番はないものとする。
③コロナクーペの総登録台数34580台に同一グレードで比較したセリカの割合を乗じ、GT-FOURとコンバーチブルを加えた台数をセリカ販売台数とする。
(イメージ)
さて、まず③の後段ですが、GT-FOURはグループAのホモロゲを取っているので5000台超えかと思いきや、これは輸出分を含めての数のようで、詳しそうな方のブログによると、前期2159 台、後期2628台で4787台のようです。
コンバーチブルは…自分の車ながら全く情報がないですね…S13シルビアコンバーチブルが601台とかは書いてますけどね…
これまでのセリカ人生で見聞きしてきた感じではせいぜい100〜200台(うちマニュアル1割)な感じがします。いずれにしても統計上は無視してよいレベルです。
グレードを比較するに当たり、ST162やST160はコロナクーペやコロナセダン・果てはカリーナEDまで混ぜ込まれており、比較不能です。ここで注目すべきはAT160
前期のみに設定されていた1.6GTですが、カリーナEDには1.6モデルはないため、純粋に比較できそうです。
小ぶりなTWIN CAM16ステッカー(排気量表記なし)
コロナクーペの製造が田原工場に移管された昭和61年5月以降はセリカ・コロナクーペ共通でフレームNo.が振られているようです。
これらを総合すると、同じ土俵で比較出来るのは初期(61年5月まで)のAT160のみ。台数はセリカ6951台、コロナクーペ2138台となっており、セリカがコロナクーペの3.07倍となっております。
この係数を入れ、前述の数字を代入すると110,947台という台数が導かれますが…正解や如何に?
解決編はあるのか…