NHK大河ドラマ「光る君へ」は15日、15分拡大で最終回が放送され、平均世帯視聴率は11.0%だったそうです
全48話の期間平均は10・7%で、前作「どうする家康」の11.2%を0.5%下回り、大河歴代ワースト2位に沈んだとのことですが、ネット配信は好調で「NHKプラス」は第45話時点で大河歴代最高視聴数を記録しているとのこと・・・
大河ドラマは戦国時代か幕末の話が中心を占め、今回の平安貴族物語が受け入れられるか不安視する向きもありましたが、僕を始め多くの視聴者を魅了して、大河ドラマの新たな可能性を開拓したと高く評価されました
吉高 由里子さん、柄本 佑さんを始め、関係者の皆さま、長期間の撮影お疲れさまでした
また、平安時代に興味の薄かった僕に、新たな知識・楽しみを教えていただき、嬉しかったですよ~
本編はここから
【2023年11月の関西編 その8】
2023年(令和5年)11月4日(土)、曇り
ビワイチの旅もいよいよ後半戦・・・
マキノ高原 メタセコイア並木までの前半戦に結構時間を費やして、ランチを食べようと思っていた長浜市に到着した時、時間は既に14時近くなってました
(下の図はメタセコイアからの移動ルートで~す)

長浜市は、織田信長から北近江を与えられた羽柴(豊臣)秀吉が初めて築いた長浜城の城下町として整備され、北國街道や琵琶湖水運の要衝として発展した湖北地方の中心地で、いつかは訪れたいと狙っていた街・・・
長浜市には美味しい店がたくさんあるものの、14時に閉まる店も結構あるなか、偶然にもお目当てのせんなり亭近江肉 橙に入店することができました

当店は、柔らかく風味がよい未経産の雌牛のみを扱う近江牛専門店で、「息子君に栄養つけてあげて」とのカミさんからのリクエストに応えるには絶好の店だったけど、お昼は14時半までの営業だったので~


『間に合ってよかったね~

』
と息子君と話しながら、メニューを開きました

(実は、時間が押してたので、この区間は僕が運転したのよ~

)
元々、当店のランチタイムは
近江牛ステーキ重が有名だったので、少し奮発して
リブロースをオーダーしました


さっそくアサヒドライゼロが登場し、グイっと飲むと~


最近のノンアルビールは結構美味しくて、さすがにビールよりは落ちるけど、満足だったよ~

その後、しばらく待つと
近江牛ステーキ重(リブロース)が登場しました


さすがに、ここまで来るとお腹も減っていたので、蓋をパカっと開けると~


『おお~っ、メッチャ美味そうや~ん

』

と思いつつ、美味しそうな肉をひと口食べると~


因みに、当店の近江牛ステーキはイチボ・リブロース・フィレの3種類から選ぶことが出来るけど、この日はお肉本来の甘みと旨味を最も堪能できる部位とメニューに書いてあったので、迷わずリブロースを選び大正解でした

また、タレの染み込んだライスも~


また、牛肉とライスを一緒に食べると~


リブロースは噛みごたえある箇所ととろける箇所があり、ひと口、またひと口と噛みしめる度に、美味しさを味わうことができるうえに、タレが染み込んだライスと一緒に食べると格別に美味しかったよ~

また、このステーキ重には、滋賀ならではの
赤こんにゃくも入っていて~


『う~ん、滋賀だわ~

』
赤こんにゃくは滋賀以外ではほぼ食べることはないけど、こういう郷土料理を食べるのも旅の醍醐味だなと思ってます


と言っても、息子君が関西に来なければ
近江牛や
赤こんにゃくを食べることもなかったので、毎度のように家に泊めてくれて一緒に旅してくれる息子君には感謝感謝のひと言で~す
その後、せっかくだからと息子君と二人で歩き出し~


長浜大手門通り商店街に近付くと~


『おお~っ・・・

』

ここには見事な歌舞伎の絵が描いてあったよ~

その後、アーケードを歩き出すと~


「ありがとう秀吉さん」

と書かれてたけど、長浜を訪れた昨年(2023年)は、秀吉が長浜城主となって450年だったそうだよ~

秀吉あっての長浜の街、こうして秀吉を大事にする気持ちはよく分かりますよ~

その後、商店街を少し外れ、
曳山博物館に近付くと~


『おお~っ

』

ここには様々な銅像があって~


息子君の冷たい視線を感じつつ~


『もうちょっと、ごめんね~

』

と言い、パチパチし続けちゃいました

『ごめんごめん、また遅くなったね~

』

と言いつつ、
せんねん灸の前を通ると~


『あはは・・・

』

キツネっぽいような、違うような可愛い人形を見つけ、大満足だったよ~

その後、更に進んで
大手橋を渡ると~


今度は可愛いウサギを見つけちゃったよ~


また、更に歩いて~


表参道の表示が見えると~


『あはは、何これ~っ

』

何のオブジェか不明だけど、キツネのような、キツネでないような・・・

名前知ってる人いたら、是非教えてね~

で、さっきから何故キツネキツネと言い続けるかと言うと、ここには
お花きつね伝説があるからで~


これが
お花きつねなのかなと思いつつ~


先に進むと~


キツネ・・・

また、キツネが現れて~


橋がかかる水路を眺めた後に~


『めっけ・・・

』

ここではお花さんのおはなしをしっかり確認・・・
江戸時代の初め頃、長浜御坊(長浜別院大通寺)は長浜城跡にあり、もっと賑やかな町中に移そうとする運動が起こり、賛成派と反対派で意見が分かれ、東本願寺(本山)の宣如上人に決めてもらおうとの話になり、賛成派は舟で京都へと向かい、反対派は陸路で京都へ上ることになりました
反対派の人たちが野洲(やす)まで来ると、一軒の茶店にお花さんという可愛い娘が働いており、優しく接待してくれたので、皆はお花さんが気に入り、お酒を飲み酔いつぶれ、やむなく茶店で泊まることにしました
ところが、次の日、茶店を発って野洲川へ差し掛かると、川は大水で渡ることができず、仕方なく水が引くのを五日待ち、ようやく川を渡ることができたものの、京都に着くと移転派が上人の許可をもらった後で、どうすることもできず泣く泣く諦めました
がっかりした反対派の人々は元来た道を引き返し、「お花さんの茶店で一杯飲んで帰ろう」との話になり、茶店の辺りに来てみると、店は跡形もなく、お花さんもいませんでした
不思議に思い村人に尋ねると、「そんな茶店なんて始めからない」とのことで、きっと長浜御坊の天井に住むと言われるキツネが移転を進めたいため芝居を打ったと言われ、「それなら仕方ないな」と皆が諦め、移転が実現したそうです
『なるほど、そんな伝説があるからキツネが多いんだ~
』

と思い、先に進むと~


『出た~

』

はいはい、お花さんの伝説は理解したから、もうビックリしないよ~

と思いつつ、先に進むと、お花さん伝説の残る
大通寺に到着しました


ここがお花さん伝説を生んだ寺なのかと思うと感慨深くて~


あんまり時間がなかったので~


いつものようなお願いをした後で~

『お花さん、いつまでもお元気で

』
と静かに手を合わせました

その後、
長浜駅のそばまで車で移動して~

息子君と一緒にテクテク歩くと~


『おお~っ

』

『これが豊臣秀吉が築いた長浜城なのか~

』

と思うと、歴史マニアの僕にとって感慨深く、閉館時間が近付くなか城の中に入りました


ここには長浜城歴史博物館 開館40周年、長浜築城・開町450周年を祝う看板が設置されていて~


息子君、いくつになってもアホな父に付き合ってくれてありがとう

いつもありがたく思ってるよ~

その後、天守閣に登ると~

『おお~っ

』

ここからの景色は素敵で、琵琶湖も街中もよく見渡せたよ~


因みに、長浜城は江戸時代になると、彦根城の築城に伴い廃城となったけど、今はこんな風に蘇ってますよ~

その後、駅に戻ると~


豊臣秀吉と石田三成 出会いの像を発見


この出会いが日本の歴史を変えたかと思うと感慨深いものがあるけど~


少し書くのが疲れてきたので、詳しい説明は下の画像で勘弁してね~


と言うことで、長浜の街ともいよいよお別れ・・・

秀吉はいいことも悪いこともいっぱいしたと思ってるけど、少なくとも長浜にとっての秀吉はいい城主だったろうなと感じることができました

そして、いよいよビワイチ追い込みの時・・・

レンタカーの返却時間が近付くなか~


朝の一件もあり、事故だけは注意しようねと二人して注意しながら、息子君は頑張って運転して~


無事に完走することができました

それにしても、車でさえこれだけドタバタ大変だったのに、自転車だと数十倍くらい大変だろうから、完走した人たちはスゴいなと改めて感じちゃいました

それにしても、琵琶湖は広い・・・

琵琶湖周辺は、まだまだ見どころたくさんなので、皆さんも是非遊びにきてほしいですよ~
「2023年11月の関西編」は、あと3話続きま~す
(年内に書き終わるかな~
)