今話も前話に続き、流行語大賞の話・・・
恥ずかしながら、流行語大賞の「ふてほど」は今回初めて知ったものの、他のは知ってたかと整理すると~
〇「裏金問題」
×「界隈」
〇「初老ジャパン」
〇「新紙幣」
〇「50-50」
×「ふてほど」(年間大賞)
〇「Bling-Bang-Bang-Born」
〇「ホワイト案件」
×「名言が残せなかった」
×「もうええでしょう」
6勝4敗と辛うじて知ってる方が多いものの、これって普通なのか、世間に疎くなったのかが悩ましい今日この頃です
でも、まさか全部知ってたよって人はいないよね
本編はここから
【2023年11月の関西編 その4】
人生初めて嵐山を訪れて以来、天龍寺を参拝し、渡月橋を見ながら蕎麦を食べた後、定番コースの観光巡りをしようと歩き出し~
『へ~っ、ここは煎餅発祥の地なんだ~
』

僕は発祥大好きなので、新たな発見を喜びつつ、竹林の小径へ向かおうと小道に入ると~

『うわっ、なにこれ~っ
』

『都内、平日ラッシュ時並みの人が歩いてるじゃないの~
』

紅葉前の時期にも係わらず、こんなに多くの人が来るなんて、やはり嵐山ブランドは半端ないなと思いつつ、竹林の小径を歩いて行くと~

ここには5m~10mもの丈が立ち並び、ここは本来いい雰囲気なんだけど~

行く先々で、スゴい数の人が現れ~

遂に野宮神社(ののみやじんじゃ)まで来たかとの感慨に浸る余裕もないままに~

人波に押されるように~

野宮神社に到着しました

ここで野宮神社のことを同社HPから丸めて引用すると~

野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれる)が伊勢へ行かれる前に身を清められた所で、嵯峨野の清らかな場所を選んで建てられた野宮は、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた聖地と言われ、その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写されているとのこと・・・
野宮の場所は天皇の御即位毎に定められ、当社の場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子内親王が最初とされており、斎王制度は後醍醐天皇の時に南北朝の戦乱で廃絶したものの、その後は神社として存続し、勅祭が執行されていましたが、時代の混乱の中で衰退したそうです
ただ、皇室からの御崇敬はまことに篤いものがあり、黒木鳥居と小柴垣は平安の風情を現在に伝え、源氏物語、謡曲野宮でも有名な当社は、嵯峨野巡りの起点として多くの方が訪れられ、えんむすびの神様、子宝安産の神様として全国から崇敬を集めています
なるほど、ここは源氏物語ゆかりの地でもあるのね~

と思いつつ、さっそく黒木鳥居を潜り、境内に足を踏み入れて~

本殿前に進むと~

『家族みんなが幸せに暮らせますように』
『僕に係わる全ての人が幸せに暮らせますように』
との願いを込め、しっかり手を合わせました
また、神石(亀石)をなでながら願ったり~

苔がいい感じの庭を眺めていると~

昔から多くの人がこの景色を眺めたんだなと思うようになり~
何だか感慨深い思いに包まれちゃいました

また、ここには皇族の方々が参拝されたり~

興味深い写真も貼られていたけど、時間が押してきたので野宮神社を後にしました

野宮神社を出た途端、電車が近付く音がしたので、慌てて近寄りドンピシャのタイミングで写真を撮った後に~

野宮神社前の竹林に人が集まっていたので、近付くと~

『あ~、ここもいい感じだな
』

と思いつつ、竹林をしげしげと眺めちゃいました

また、ここには百人一首の一首目の天智天皇の歌碑があり~

「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」
うん、百人一首の一首目の歌碑があるなんて、やっぱりここはスゴい場所なんだと思いつつ~

更に奥へと歩いて行き~

大河内山荘庭園に向かいました

大河内山荘は京都市右京区嵯峨にあり、時代劇などで知られる俳優大河内傳次郎が別荘として造営した回遊式庭園・・・
昭和9年、傳次郎さんが34歳のとき、当時長期保存が難しかったフィルムに対し永く消えることのない美を追究するため自身で設計しこの庭の造営を始め、映画出演料の大半を注ぎ込み64歳で亡くなるまで30年の歳月をかけ、小倉百人一首でも知られる小倉山の南東面、嵐山公園に挟まれた約2万㎡の荒れ地を開拓し、こつこつと作り上げたそうです

2万㎡もの荒れ地を開拓するなんて、どんなに大変だったろうかと思うと~

感慨もひとしおで~

さっそく、テクテク歩き出すと~

どんどん素敵な景色が現れてきて~

『傅次郎さん、今でもここ素敵ですよ~
』

と大きな声で叫びたくなっちゃったよ~

(もちろん、心の中だけね・・・)
因みに、ここからは比叡山や大文字などを眺めることができ、気分爽快

新鮮な空気を胸いっぱい吸い込んで~

更に歩くと~

持仏堂に辿り着きました

持仏堂は、傅次郎の関東大震災からの念願で、撮影の合間に念仏・瞑想・静寂を得たと言われ、こんな素敵な場所なら心も落ち着いただろうなと納得しちゃいました

その後、更に歩くと~

綺麗な紅葉を眺めたり~

素敵な道が現れたりしながら~

『えっ、ここからも向こうの山を眺められるの~
』

と思っていると、再び遠くの山を見ることができて大満足だったよ~

その後、お抹茶席の標識を見つけたので~

更に歩くと~

『おっ・・・
』

ここは抹茶代も入場料に含まれていたので、この時間を楽しみにしていたので~

風情ある景色を見ながら~

美味しい抹茶をいただきました

この庭園は嵐山駅からだとちょっと遠いけど、ご覧の通りに心が落ち着く場所なので、お薦めですよ~









その後、元来た竹林の小径を歩き出すと~

先ほどまでの人数ではないものの、やっぱり大勢の人が歩いていて~

混雑する道を抜けると、更に大勢の人がいて、ビックリしちゃいました

ここでは人力車とすれ違ったり~

リラックマを眺めたりしつつ~

再び嵐山駅に戻って来ました

ここには屋上を開放しているとの看板があったので~

ならばと早速階段を上っていくと~

『うわ~っ
』

ここに広がるのは素敵な景色で~

残念ながら渡月橋を見つけることはできなかったけど、大満足のひと時を過ごしました

その後、1階に降りると~

美味しそうなバニラソフトを見つけたので、ひと口食べると~

『ちゅべたくて美味いよ~

』



ここまでご覧の通り、この日も随分歩き回ったので、殊のほか美味しかったよ~

でも、今さらながら思うのは、到着時点で見つけた金箔ソフトを忘れていたこと・・・

ま、次回リベンジだね~

その後、ホームに向かうと~

『ええ~っ、ここには足湯があるんだ~
』

と思ったものの、この日はもう1ヶ所観光したかったので、電車に飛び乗りました

嵐山の観光を終え、改めて思うのは人気のスゴさ・・・
本当は紅葉の時期に行きたいんだけど、この日ですらこんなに大混雑なら、ハイライトシーズンはとてもじゃないけど、観光どころじゃないなと思いました
「2023年11月の関西編」は、まだまだ続きま~す