【久々の東京編 その3】
『身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂』
築地のお寿司でお腹いっぱいになった後、やって来たのは世田谷区の三軒茶屋
東京在住の方やよくご存じの方から
『全然方向が違うじゃないか~』とのご意見も出そうですが、確かにその通り
でも、数少ない機会なので、行きたい場所でやりたいことをやるってのが、「青ブロ」らしさですね
と、前置きはさておいて、地下鉄三軒茶屋駅を降りて、「キャロットタワー」を目指しました~
ここも思い出深い場所ではありますが、今回は館内探索はスルーして
1階にある「東急電鉄世田谷線 三軒茶屋駅」に行き~
と、思ったのですが、目指す「松陰神社前駅」まで10分足らずで到着しました~
道の左手に「松下村塾学び館」があったので
まずは、吉田松陰のこととか、明治維新に至るまでの長州藩のことを勉強して
「松陰神社」 とは、現在の大河ドラマに登場する吉田松陰をご祭神とする神社で
簡単に吉田松陰のことをご紹介すると、1830年に長州の地で生まれ
「松下村塾」塾主として、高杉晋作や木戸孝允(桂小五郎)や伊藤博文ら
幕末維新の志士に多大な影響を与えたものの
1859年に「安政の大獄」により、大老である井伊直弼に投獄・処刑された英雄なんですよ~
冒頭の句は、吉田松陰の辞世の句と言われていますが
坂本龍馬と同様に、吉田松陰にも明治維新後まで生きていてほしかったと常々思っています
まずは参道を歩いていって~
参道の脇に吉田松陰が知性溢れる姿で座っておられたので、静かに手を合わせて
その後、右手に向かうと~
前述の「松下村塾」が姿を現しました~
(本物は山口県萩市に現存しています)
ここは、「松下村塾」を模したものだそうですが~
このような部屋で明治維新の英傑たちを育てたのかと思うと
ある種、感慨深いものがありましたよ~
そして、ここにも吉田松陰像がありましたが~
『う~ん、さっきの方が恰好いいな~』
製作者の方、ごめんなさい
そして、「御社殿」から左手に進んで~
木戸孝允が寄進した鳥居を潜って~
日本が幕末に欧米諸国の植民地とならずに、近代国家を築くことができ
明治・大正・昭和と激動の世の中が過ぎてきましたが
最終的には、今の平和な世になったことを感謝して、三度(みたび)手を合わせました
因みに、ここには吉田松陰以外にも維新の烈士が祀ってありました
今回ここを訪れたのは、大河ドラマ「花燃ゆ」に起因するところが大きかったですが
訪れてよかったと思いました
因みに、視聴率で苦戦しているみたいですが、「花燃ゆ」はなかなか面白いドラマなので
「青ブロ」で興味を持たれた方は、是非ご覧くださいね~
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