【関西放浪編 その9】
幕末や戦国時代と言えば、日本史上最も英雄たちを輩出した時代であると言えるでしょう
その中には、時代を変えようとした者たちもいれば、時代を守ろうとした者たちもいる
今回は時代を守ろうとした佐幕派の代表である新撰組ゆかりの地をご紹介します
まずは、武術訓練所として有名な「壬生寺」にやって来ました

中に入ると、すぐに病気平癒と夜啼き止めにご利益があるという「夜啼き地蔵」が見えてきました~

そして、新撰組隊士の墓所がある「壬生塚」に行きました

早速拝観料100円を払って中に入ると、落ち着いた風景が目に入ってきました

龍のいる池を横目に見ながら~

前を見ると「壬生塚」がありました

「あ~新撰組」の歌碑もあり、ムードを盛り上げつつ~

(聞いたことないですが

まっすぐ進むと~

新撰組組長であった近藤勇の胸像がありました

彼は勤王の志士たちを恐怖に陥れた新撰組の組長として、勇名を馳せましたが

一途に幕府を守ろうとした気持ちからなので、責めることはできないですね

ここには、近藤勇の遺髪を納めたと言われるお墓や芹沢鴨らのお墓もありましたよ~

その中でも芹沢鴨と平山五郎の墓は、真新しくなってました

青空に映える本堂は、当時の物とは違いますが、

新撰組の面々もこの場所でこの青空を見上げながら、鍛練していたかと思うと、感慨もひとしおでした

次に新撰組の屯所があった「八木邸跡」にやって来ました

ここには、沖田総司を始めとする隊士が腰かけたという「隊士腰掛の石」があり

当時に想いを馳せながら、ゆっくりのんびり座りました

そして、拝観料1,000円を払い~

中に入りましたが、これがなかなかのもの

写真厳禁なのは残念ですが

八木邸は先程述べた芹沢鴨、平山五郎らを暗殺した場所でもあり

沖田総司と芹沢鴨が戦った際についたと言われる刀傷も現存しており

凄惨な出来事を顧みることもできますよ~

拝観後は、抹茶とお菓子を頂きました

両方とも結構美味しかったですよ

最後に訪れたのは「旧前川邸」

ここは、新撰組総長であった山南敬助が沖田総司の介錯で切腹した場所

戒律が厳しかったために、仲間さえも殺さねばならなかった新撰組

山南の死の際には、鬼の副長土方歳三も涙したと言われていますね

彼らの一途な気持ちは、いつまでも人々の心を打ち続けていくことでしょう

ここは住居として使用されているらしいので、中は非公開なので見れませんでした

今回は時間がなくて行けませんでしたが、山南敬助の墓はこの近所の光縁寺にありますよ~

壬生の空はとてもキレイで、蒸し暑さの中にも爽やかな風を僕の心に吹き込んでくれました
