「東京スカイツリー」からの帰り
「東京スカイツリーライン」に乗って浅草に戻ってきました
周りを見ると、神輿を担いだ大勢の人を発見しました
そう、この日は「三社祭」の日でもあったんです
「三社祭」のことを触れる前に浅草のシンボルである「浅草寺」のことを少し触れると
飛鳥時代の628年
檜前浜成命(ひのくまのはまなりのみこと)と檜前竹成命(ひのくまのたけなりのみこと)という兄弟が隅田川で小さな仏像・聖観世音菩薩を引き上げ
その仏像を土師直中知命(はじのまつちのみこと)と共に祀ったのが、その始まりと言われています
そして、その3人の方を祭神とするのが「浅草神社」で、浅草の総鎮守として古くから栄えてきました
その「浅草神社」の祭礼が「三社祭」で
町には約100基に及ぶ各町神輿と本社神輿3基が練り歩いています
そして、前身とされる「舟祭」が開催されてから、今年は何と700年
記念すべき年なんですよ~
まずは「雷門」をくぐり、「浅草寺」に向かいました
『あれっ、いつもと感じが違うような』
実は「三社祭」では、神輿が「雷門」を潜っていくため、提灯を上げているのです
滅多に見れない姿ですね~
「仲見世通り」もスゴい人
まるで、ラッシュアワーの新宿駅みたいでした
そして、本堂にお参りして~
本堂から参道を見ると、スゴい人だかりだったので、ついパチリ
僕が言うのも変ですが、こんな人が多い処へ、みんなよく来るよな~と、つくづく思いました
そして、メインの「浅草神社」に移動しました
ど、言っても隣ですが~
「神楽殿」では、優雅に舞を披露していましたが、ここもスゴい人でした~
「神輿庫」には、通常「一之宮」「二之宮」「三之宮」が格納されていますが
今は浅草中を練り歩いていますので、台座だけがありました
「一之宮」には土師直中知命、「二之宮」には檜前浜成命、「三之宮」には檜前竹成命の御神霊を移して
町中を練り歩くそうです
そして、町中を練り歩く時に神輿を上下左右に揺り動かしたり、わざと荒々しく揺さぶることで
神様の「魂振り(たまふり)」を行い、豊作や豊漁・疫病退散になると言われています
こんな風に書いてくると、次の展開はお分かりでしょうが
浅草町内を練り歩いている3台の神輿を探しに行くことにしました
「本堂」でルートマップを受けとり、元気よく出発
しかし、3台ともバラバラに動いているので、結構大変そうです
先ずは「一之宮」を探しあてましたが、神輿が遅れていたので、先頭の天狗さまが一休み
のっけから滅多に見れない写真が撮れたと喜んでいたら、神輿が登場しました
『振ってる、振ってる~』
神輿が前や後ろ、左や右に行き、予測不能の動きをしてました~
そして、「スカイツリー」に向かって去っていきました
次は「二之宮」を見つけましたが、様子が少し変です
お昼休憩明けだったので、トラックに乗って来ました~
何せこの日は朝8時から夜8時頃まで、各町内会が神輿をリレーしていくので、大変です
そして、目の前を勇壮に通りすぎ
「スカイツリー」に向かって去っていきました
トリを飾るのは「三之宮」
「スカイツリー」をバックに登場です
「三之宮」は、最後の1台だったので、ゆっくり見たくて先回りをしました~
早速やって来ましたが、お母さんに抱っこされた赤ちゃんが可愛かったです
こうやって、祭り好きの江戸っ子が作られていくんですね
そして、間近に見ましたが~
スゴい迫力
そして、「三之宮」を「駒形町内会」が宮入れし、「寿4丁目」に引き渡されます
まずは「駒形町内会」のお偉いさんが労を労い
「寿四」に口上を述べていますが
今や遅しと、待ち構えています
そして、猛ダッシュで走り寄り、喧嘩腰で神輿を担ぎ~
早速、宮出ししました
この日、雷門通りは歩行者天国、提灯は上がっていたので、本堂までの写真が撮れました
そして、どこかの町内会の神輿が到着
雷門へ向け、宮入れに行きました
5月20日は、これからの東京のシンボル「東京スカイツリー」のプレオープンと
700年もの間、江戸っ子が大事に守ってきた「三社祭」という新旧の大イベントを経験することができ
大満足でしたよ~