【ロマン溢れる加賀越前編 最終回】
一乗谷の後に向かったのは「永平寺」
「永平寺」とは、1244年に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場です
曹洞宗の大本山としても有名ですが、ゆく年くる年でも有名ですね
帰りの飛行機の時間も迫ってきたので、急いでいきましょう
参道は凛とした雰囲気で背筋が伸びる感じでした
境内は三方を山に囲まれた深山幽谷の地に大小70もの建物が並んでいるそうですよ~
早速、通用門から入り、見学開始です
まずは「吉祥閣」へ
ここでは「永平寺」について、10分程度説明を聞きました
「永平寺」では見学といえども、説明中は私語厳禁
厳かな気持ちで心を穏やかに穏やかに
次に行ったのは「傘松閣(さんしょうかく)」
この部屋は何と156畳の大広間なんですよ

今までの人生でこんな広い大広間は初めてだったので、ビックリ



そして、天井も圧巻

この天井は、1930年(昭和5年)当時の著名な画家144名による230枚の色彩画です

そして「中雀門」


雪景色が似合いますよね~

ここは、山あいに建立されているので、階段を登るのも大変です


そして「仏殿」


「永平寺」のご本尊、釈迦牟尼仏が祀られてますよ~

そして、圧巻だったのは「法堂」


説法堂の道場で、朝のお勤め等の各種法要も行われているそうです

山門の四天王も見事でした

ここは、伽藍(寺院の建物のこと)が渡り廊下でつながっているので

あまり外観の写真が撮れませんでしたが、何れの伽藍も立派でした

そして、お土産といえば、「田助ごまどうふ」


「永平寺」では定番メジャーなお土産なので、当然買いました


味も濃厚で、美味しかったですよ~

越前の旅、最後に訪れたのは「丸岡城」


1576年に建立された天守は、全国で現存する12の天守のうちで、最古の物として根強い人気があります


この石垣の石も、大きさがバラバラで古城らしい雰囲気でした


この景色も400年以上変わらないんですね


時間も遅かったので、中には入れませんでしたが、階段の一番上から下を眺めつつ


金沢に始まって、東尋坊、北の庄城、一乗谷、永平寺と続いてきた旅の思い出を振り返ってみました

併せて今年行った熊本、青森も振り返ると

熊本には熊本の、青森には青森の、金沢には金沢の歴史や文化や食べ物などがありました

改めて日本は素晴らしいと思いました

日本の素晴らしさが、少しでも皆さまの心に残ってもらえたら幸いです


「ロマン溢れる加賀越前編」これにて終了です
