【行くぜ、青森編 最終回】
「津軽藩ねぷた村」を出た後、再び雪中行軍を開始しました
この辺りは以前に増して雪深く、1歩1歩慎重に歩かざるを得ません
まず訪れたのは「日本キリスト教団 弘前教会」
ここは、1875年(明治8年)に建立された東北最古のプロテスタントの教会です
とってもキュートな建物でしょ
その次に訪れたのは「カトリック弘前教会」
しかし、ここの場所は少し分かりにくくて、地図とにらめっこしつつ交差点でキョロキョロしていると
『うわ~っ』
遂に滑ってこけちゃいました
『いたたた・・・』
しかし、ズルッとこけたんで、そこまで痛くはなかったのが幸いでした
そんなこんなで漸く到着しました
ここは、1910年(明治43年)に建立されたカトリックの教会です
ロマネスク様式の建物が素敵でしょ
そして、時間は既に13時近くなり、そろそろお楽しみのランチタイム
青森では「のっけ丼」や「味噌カレー牛乳ラーメン」など、流行のメニューを堪能したので
弘前では郷土料理の店に入りました
その店とは大正12年創業の「大和家」
この店は「津軽郷土料理遺産・伝承店」として有名な店です
青森郷土料理で食べたかったのは「けの汁」と「貝焼き味噌」ですが
リーズナブルに食べるため色々考えた末、お得なランチ(含むけの汁)に「貝焼き味噌」を単品で頼みました
これが「貝焼き味噌」
ホタテやキノコなどをダシ汁に合わせて、ホタテの貝殻で煮込んだ逸品ですよ
ご飯にかけてもメッチャ美味しかったですよ~
そして、これが「けの汁」です
「けの汁」とは、野菜・山菜を細かく切り、昆布・煮干しのダシで煮て、味噌で味付けした郷土料理です
山の幸・海の幸が豊富な津軽地方ならではの料理ですね
そんなに美味しい物ではなかったですが
厳冬に耐えて生活していた先人達の知恵がぎっしり詰まっていて、歴史を感じる味でした
そして「リンゴのゼリー」
『何だこれは』
これには正直驚きました
普通に食べるゼリーと違い、味も食感も濃厚で、ちょっと感激しちゃいました
東京に戻る時間も徐々に迫ってきたので、弘前駅へと向かう道すがら
『うわ~っ』
今度は盛大にこけちゃいました
『いた~』
頭などを打たなくてよかったですが、尾てい骨は完全直撃でした
そして、えっちらおっちらバス停に向かっていたら、目の前をバスが通過
『ガビ~ん』
ついてない時はついてないもんですね
しかし、こんな程度ではめげません
そのまま10分かけて弘前駅まで歩きました
弘前駅では、弘前らしいポストを発見
遊び心満点で大好きです
そして、弘前に別れを告げ、青森に戻りました
少し時間があったので、最後に「青森県観光物産館 アスパム」に立ち寄りました
早速13階にある展望台に行き、遠く津軽海峡方面を眺めました
そして、市街地方面
最後に八甲田山方面を眺めました
この奥に八甲田山があるのですが、残念ながら見えませんでした
小腹も減ってきたので、恒例のおやつタイム
ほたてソフトクリームを食べましたが
『ドンマイ』
チャレンジ精神は時に面白い結果を生みますね
そろそろ東京へ帰る時間となり、再び新青森駅に移動しました
帰りの新幹線は、初乗車の「はやぶさ」
右に並んでいる「はやて」と比べても、その精悍なスタイルは際立っていますね
マークも格好よかったんで、思わずパチリ
あんまり嬉しかったんで、車内もパチリ
こうなると、子供と一緒ですね
恒例の駅弁は「津軽海峡 海の宝船」
このお弁当は、北国の海の贈り物を彩り鮮やかにたっぷりとちりばめられていました
「行くぜ、青森編」いかがでしたか
厳冬の青森で、先人達が一生懸命に考え出された伝統文化に触れるにつれ
「頑張れよ」と背中を後押ししてくれたような気がしました
そんな思いが皆さまに、少しでも伝えることができたら幸いです
「行くぜ、青森編」これにて終了です