今日は心療内科の診察日でした。

前回、障害者手帳の更新を報告したのは良かったものの、「級」を言ってなかったので、それと障害年金の分も併せて改めて報告。


最近のうつの状況。落ち込むことはやや緩和されてはいるものの、不安感などは全く無くならない。

薬については、レクサプロがかなり効いていると感じる一方で、なかなかやめられない薬であることを実感。減薬を試みたところ、3日と持たなかった。

睡眠薬のサイレースは、処方量の半分の服用でなんとかギリギリ眠れる。これは、もう少し減らせるかもしれない。


実家に引っ越すと、田舎なので心療内科が近くにないのが心配。その前に減薬、断薬出来るかなあ、なんて、手帳持ちの分際で考えています笑



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



さて、最近の読書量は半端ではなく、2、3日に一冊のペース。

ミステリーや歴史物以外、いろんな分野読んでますが、やっぱり、児童文学やファンタジー、SFが面白い。

そんな中で、30年前に読んだ本を再読。今でも面白い。

読んだのは、「少年アリス」(長野まゆみ)

  

これは長野まゆみのデビュー作。文藝賞受賞しています。
ふらっと立ち寄った水道橋の書店で購入したのを憶えています。

内容は、
『ある月夜の晩、アリスは、教室に色鉛筆を忘れた親友の蜜蜂とともに夜の学校へ。彼らは誰もいるはずのない理科室で行われる秘密の授業を目にする。不思議な世界に巻き込まれてしまったアリスと、取り残された蜜蜂は・・・』


長野まゆみの初期作品は本当に面白い。その幻想的な雰囲気に圧倒される。

作風で目につくのはやはり言葉の選び方でしょうか。とても美しいのです。「洋燈(ランプ)」とか「天鵞絨(びろうど)」といった漢字の使い方など、視覚的にも響きとしても魅力的な空間をつくり出しています。特にお菓子や飲み物などの描写が、本当においしそうです笑。

長野まゆみさん。最近はBL作家として知られていますが、初期作品は違います。



実は、その長野まゆみさんから、直筆のお手紙(暑中見舞い)をいただいたことがあります。まあ、営業ですな笑


裏面です。


宝物です♡