こんにちは。
投球のことばかり書いていたので、打撃についても書いていきたいと思います。
ウィッフルボールは、ほぼほぼ野球とやっていることは同じですが、ルールの特性上野球とは違ってくることにフォーカスして書ければと思います。
これからウィッフルボールを始める人や、やり始めたばっかりだよと言う人に、そういう考えもあるのかくらいで読んで欲しいです。
いろんな意見があると思いますので、参考程度でお願いします。
ストライクの見極めポイント
野球はホームベース上でストライクかボールを判定しますが、ウィッフルボールは打者の約1m後ろに設置されたKゾーンに当たるか当たらないかで判定します。
そのため、打者が打てる範囲を通るときはストライクゾーンじゃなくて、そのあとに変化してKゾーンに当てるというような投球が可能です。
体感ですが10cm-20cmは外れててもKゾーンに当たるような、入ってくる球は全然投げれると思います。
そのため、野球より目付の範囲を広くする必要があります。相手の球種を分析し、相手によって目付のゾーンを変化させることでより確率の高い打撃ができるのではないでしょうか。
ストライクゾーンは広めに待とう
ゴロはアウトになりやすい
次は打球に関してです。ゴロは捕球されたらアウトというルールがあるので、いい当たりでない限り、ゴロの多くはアウトになってしまいます。
また、基本ルールはランナーが人ではないので、バントや進塁打といったチームバッティングも不要になります。
そのため、少年野球で多くみられるような転がしていこうという作戦は愚策になることが多いと思います。
ライナーからフライを打つくらいの気持ちで打席に立ってほしいです。いわゆるフライボール革命みたいな感じです。
正直難しいこと考えずに、来た球をぶっ飛ばすという意識でマン振りしてもいい競技だと思います。
バッティング本来の楽しさが味わえると思うので、転がせと日々指導されているような子供たちにもぜひやってほしい競技ですね。
フライボール革命の気持ちで打とう
フェアゾーンが狭い
ウィッフルボールのフェアゾーンは75度と野球の90度と比べて狭くなっています。
そのため、三塁線や一塁線を破る当たりはファールになります。
私自身三塁線の強い打球が打てることが多いですが、ウィッフルボールではファールとなってしまいます。
打撃の基本のセンター返しを意識したスイングが求められると思います。
レフト線の二塁打はファールになるよ
守備位置が確立されていない
少し突っ込んだ話になりますが、ウィッフルボールは守備位置というものも確立されていないので、左中間真っ二つと思った当たりが守備の正面だったり、セカンドライナーと思った当たりがヒットになったりと、打球結果は野球と大きく変わってきます。
もともと野球やってた人はそれぞれ自分のヒットゾーンを持ってる人が多いと思いますが、同じ感じで行くと、ファールを連発したり、いい当たりが守備の正面なんてことがありえます。
打撃に自信がある人は相手の守備位置を確認してヒットになりそうなところを狙うというのも一つの手かもしれません。
守備位置なんか関係ないホームランを打つのが一番手っ取り早いのですが、そうもいかないですからね。
全員にシフト敷いてるみたいなものだね
ランナーの動きがない
これも少し突っ込んだ話ですが、ウィッフルボールには実際のランナーがいないので盗塁や送りバント、エンドラン、スクイズなど打者とランナーが協力するような作戦はありません。
そのため、自分の打席に集中できます。
投手も牽制とかいらないので打者との勝負に集中できます。
邪魔者のいない1対1の勝負に思う存分楽しもう
ポイントをまとめるとこんな感じです。
・ ストライクゾーンは広めに待とう
・ フライボール革命の気持ちで打とう
・ レフト線の二塁打はファールになるよ
・ 全員にシフト敷いてるみたいなものだね
・ 邪魔者のいない1対1の勝負に思う存分楽しもう
いろいろ書きましたが、大切なのは強い打球を打つことです。
せっかくの機会なので、思いっきりバットを振って、大きい当たりを狙いましょう。
僕は、それが本来のバッティングの楽しみ方だと思います。
一番の目的は楽しむこと、ウィッフルボールはそれで良いと思ってます。
おわり