本日は多忙につき、心がお亡くなりでした。
で、思ったこと。
特別何かがあったわけでなく、
ただ仕事がだるくて、
心が死んでたってだけなんですが。
心を亡くす と書いて
忙しい
これは日頃からよく体験している気がします
ガッチガチに忙しいときって、心死んでるんですよね
だから逆に痛くも辛くもしんどくもなくて、
ただただ気力も無いまま頭だけ回ってて、
作業一色になった頭が身体を動かしてる感じ。
自動人形みたいに、さぁーーーって
時間と作業が勝手に流れていく
そこにまるで私はいなくて
外側が勝手に流れていって
感情とか気持ちとか温度とか無いの
実際、暑い寒いの感覚も分かんなくなるからね
トイレ行きたいとか、喉乾いたとか
いわゆる生理的欲求も遮断される
完全にどっか行っちゃう
下手すると体調不良も麻痺れるよね
昔は多少体調悪い時は、寧ろ忙しい方がいいかもなんて考えてた
しんどいの忘れていられるから
恐ろしい話やで
でも社会人の皆様には、割と覚えがあるんじゃないだろうか
ちょっと元気がある時より
辛さは無いのよね
感じなくなってるから。
無。
『やらなきゃいけないこと』って凄い優先順位だよね
自分の心も身体もそっちのけ
二の次、三の次
忙しくしてる間は、自分のことは全部閉じて、忘れて、すっ飛ばしてる
その間、心はお亡くなりになっているのですよ
すごくない？
死んだ心を放置してまでやり切るのが『仕事』だと思ってた
私の既存の『仕事』の概念
昔のね
まだ抜けきってないけど
確かに今も、これはやる
忙しくてどうしようもない時はこれをやるしかない
そうしないと終わらない
捌けない
でも、だいぶ気をつけるようになった
昔みたいに、なんの疑いもなく機械になっちゃだめだって、常に警戒してる
くそ忙しい中でも、私には私の身体を守る義務がある
難しい話じゃなくて、
暑いなら上着を脱ぐ
寒いなら上着を着る
トイレに行きたい時は誰かに持ち場を頼む
喉が乾いたら水分を摂る
どれも些細なことだけど
これ、意識してやってみたら、めちゃくちゃ大事だった
上着や水分は多少荷物になっても持ち歩く
私が必要とした時にすぐに差し出してあげられるように
大変な時は誰かに助けを求める
声を上げれば、誰かが必ずキャッチしてくれる
遠慮して黙ってるのは裏切りなんだ
そうやって一番大事な自分を見殺しにしているんだから
大したことじゃない
ちょっとの手間だったり、
ちょっと他人に助けてもらう勇気だったり。
心が亡くなる のは
自分で自分を手放すから。
自分の身体を無視するから。
自分の存在を後回しにするから。
忙しい は作業量じゃなくて、
自分が自分をそっちのけにした結果。
なんにも顧みてあげなかった結果。
それって
自分に「いなくなれ」って言ってるようなもんじゃないのか
だから亡くなってしまうんじゃないかって
ふと、思いました。
だから、そうならないように
忙殺なんて絶対されないように
忙しさにかまけて
手を離してしまった時は
それに気づく度に、自分の声を探すようになりました
暑い
寒い
トイレに行きたい
喉が乾いた
お腹すいた
疲れた
痛い
休みたい
眠りたい
身体の声って
何かしら必ず言ってるから
注意深く聞き耳を立てると
小さくてもちゃんと聴こえてくる
で、その小さな要求を満たしてあげると
大嫌いな職場でも、
まるで自分の家にいる時みたいな
ほっ
と力の抜けた、癒しのような軽く柔らかい感覚が
一瞬でも確かに感じられる
一番リラックスできる家の感覚と
本当におんなじ感じなの
一瞬だけどね
その一瞬を繰り返して、積み重ねていくことが
今の仕事での目標の一つ
私は今の仕事が嫌いだし、
業務内容も会社の理念にも興味無いし、
拘束時間長くて体力バリバリ削られるし、
組織の形態も性格もキライだし、腹立つし、
そんな文句ばっか言いながら働いてるけど、
多分、私の心がお亡くなりになっているその時間は
私が私を忘れちゃってる時間なんだろうな
忘れたって大丈夫よ
何回でも思い出して、戻ってこればいい
今日も何回も忘れて
お亡くなりになってたけど
思い出してはその都度、
何が欲しい？どれが不快？って
いちいち聞けばいいだけだからね♪(´ε｀ )
それだけで身体は鼓動を返してくれるし、
心は生き返るんだよ
ちなみにこれ、
多分、仕事の効率自体も上げてくれます
ちょこちょこと自分の身体の世話してるだけなんだけど
結局それでパフォーマンスって上がります
たったこれだけでも、身体が満たされて
心が安定して余裕ができて、
それが仕事をうまく回してくれることが多い気がします
そうして自分が落ち着いて仕事してると、
周りで働いている同僚達もなんだか落ち着いて
余裕が出てくる不思議
焦りって伝播するけど
余裕も割と伝播するものよね