昔から

 

オカルトというか,超能力というか

 

不思議な力にはとっても興味がありました。

 

やっぱり最初は超能力

 

超能力で空を飛んだり

 

ビルを引き抜いて敵に投げつけたり

 

炎を起こしてそこら辺のものを焼き尽くしたり

 

電話してるようにテレパシーで人と話したり

 

 

 

だから

 

スプーンを曲げても

 

カードリーディングができても

 

えっ,それって超能力?

 

ちょっと物足りないなあと思ってました。

 

(いや,できないけど)

 

 

 

 

やっぱりマンガや映画の影響?

 

 

 

そんなぼくに一番影響を与えたのが

 

『幻魔大戦』(平井和正原作・石ノ森章太郎絵)

 

でした。

 

1967年だって。古いな〜。

 

 

 

最初はマンガで出て,人気がなくて打ち切りになるんだけど

 

あとでこれがシリーズ化されてマンガ,小説,映画になって

 

どんどん幻魔宇宙が広がっていくんですよ。

 

 

 

最初の漫画の時はあんまり(いや全然)興味なかったです。

 

でもウチの母が

 

「これ,面白いね〜!

 

と,ぼくが少年マガジン(に連載していた)を買ってくると

 

真っ先に幻魔大戦を読んでいたんです。

 

『なんでうちのお母さんは,こんなの面白いんだろ?』

 

と不思議でした。

 

 

 

打ち切りになったとき,母は

 

とっても残念そうでした。

 

(しかも 物語が 

 

 『えっ!

 

 ってところで打ち切りになってるんですよ)

 

 

 

ストーリーを簡単にまとめると

 

 

 

幻魔という宇宙の根源的破滅を目指す勢力が

 

地球に襲来してきて

 

それに東丈(あずま・じょう)率いる超能力者集団が迎え撃つ

 

というお話。

 

 

 

簡単すぎる。

 

 

 

まあ,いいとして

 

そこで描写される超能力

 

サイキック

 

テレパシー

 

テレポート

 

が,最初に書いたようなものなんです。

 

(うん。もっとすごいのがいっぱい出てきます!

 

 

 

最初は興味なかったけど

 

これまた母が

 

「買え,買え!

 

言うから(確か)

 

幻魔大戦の単行本買ってきました。

 

 

 

そしてそれを読んで

 

 

 

ハマってしまいました!

 

 

 

おそらく話が難しくて

 

連載漫画ではその面白さが

 

子供にはわからなかったんでしょう。

 

いや,ぼくだけじゃなくて

 

幻魔大戦のあとがきなんかを見ると

 

その難解さが打ち切りの理由だったらしい。

 

 

 

だから時代が追いついて

 

あとで漫画と小説が出ると大人気になっていくのでした。

 

 

 

ざっとまとめると

 

新幻魔大戦(平井和正・石ノ森章太郎)

 

幻魔大戦(石ノ森章太郎版)

 

幻魔大戦(平井和正小説版)

 

真幻魔大戦

 

映画 幻魔大戦(原田知世ちゃんが出てました:声優)

 

ハルマゲドン

 

ハルマゲドンの少女

 

幻魔大戦DEEP

 

幻魔大戦DEEPトルティック

 

その他諸々。

 

ちょっと前まで石ノ森章太郎のアシスタントだった人が

 

幻魔大戦Reborn

 

って描いてたし

 

今はアマチュアの人が

 

小説版の幻魔大戦を漫画化してて面白いです。

 

超能力の他にも

 

多元宇宙あり

 

パラレルワールドあり

 

高次元世界あり

 

タイムリープあり

 

スピリチュアルあり

 

オカルトあり

 

宗教あり

 

バイオレンスあり(うん。苦手な人は読まない方がいいと思う)

 

ヒーリングあり

 

ペンデュラムあり

 

なんでもありの幻魔大戦でした。