レッスン中、生徒さんに

「これ、何ですか?」

と聞かれました。

指さした先にあったのは、ちょっと変わった白い塊。

これは、社交ダンス専用の固形ワックスです。

床が滑りすぎないように、細かく削ってフロアに使います。

私も最初からこれを使っていたわけではありません。

以前使っていたワックスが販売中止になったとき、妻が「他のダンス教室や練習場はどうしているんだろう」と探し始めました。

いろいろな場所を見て、ようやく今のワックスに出会いました。

そんな話をすると、

「へえ、そんなものがあるんですね。」

と。

教室には、踊るためのものがいろいろあります。

音楽を流す機械。

大きな鏡。

ダンスシューズ。

そして、ちょっと変わった固形ワックス。

普段は当たり前に使っているものでも、誰かに「これ何?」と聞かれると、改めて面白いなと思います。

社交ダンスも、そんなところがあるのかもしれません。

最初は「何をしているんだろう?」と思うことでも、少し知ってみると、ちゃんと理由がある。

そうやって少しずつ知っていくと、踊ることがまた面白くなっていきます。

今日も教室では、

「これ、何ですか?」

から、小さな発見が一つ生まれました。

こういう何気ない発見も、レッスンの楽しみの一つです。