遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。
2013年が、皆さんにとって素晴らしい一年になるよう願います。
さて、これもかなり前のことになりますが、1月9日に第7回定例研究会を開催しました!
今回はその様子をお知らせしたいと思います。
(ちなみに、第5回、第6回はブログでは報告できませんでした・・・(・_・;) すみません)
今回のテーマは、「国際情勢と日本が向かうべき道」。
大橋講師さんに語っていただきました。
内容は以下の通りです。
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日本は今、尖閣問題、竹島問題、北方領土問題、北朝鮮問題など、近隣諸国との間で様々な問題を抱えています。
実際に、「領海が侵犯された」とか、「政府高官からこういう発言があった」とかいうニュースは連日のように報道されています。
ところが、日本政府は以前から「領土問題は存在しない」という立場をとっています。
中華思想、失地回復、共産主義という性格を持つ中華人民共和国という「脅威」が迫る中で、日本は周辺諸国とどう付き合っていくべきか、考えていかねばいけません。
(この「脅威」については、「中国について考えよう! ~第4回定例研~」を見てください)
戦後の日本の平和は、憲法9条によってではなく、「自衛隊と在日米軍」によって守られてきました。
しかし、この二本柱も憲法や法律の不備、米国経済の悪化などによってゆらぎが生じています。
そこで、日本と民主主義や人権、経済などで価値観を共有できる「韓国」との関係を強化することで国難を乗り越えていくべきです。
韓国との間で竹島問題が大きな課題の一つとなっていますが、これは中国の尖閣問題とは性格が違います。
日本の、ひいてはアジアの平和を守っていくには、些細なわだかまりは水に流していくこと、そして、国民一人ひとりが意識や心の持ち方を変え、広い視野を持つことが必要です。
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参加者の感想としては、
・同じように見える領土問題にも、国によって性格の違いがあることを知った。
・国家の本質を見ていかないといけないと感じた。
・個人的には韓国は好きなので、関係を強化してほしい。ただ、中国には中国のやり方がある。対等に見ていきたい。
・民主主義、共産主義の考え方の違い、周辺諸国の実態をもっと深く知りたい。
・ニュースを見るだけでは表面的な知識にとどまる。主体的な意識を持った若者が必要。
・中国側、韓国側からの見方も知りたい。
・国連の権限が弱いのが問題だと思う。
などがありました。
全体的に、まだまだ世界の問題についてほとんど知らないということを改めて感じました。
普段からニュースなどに触れながら、ひとりひとり考えを深めていければと思います。
まとまってませんが、今回はこのくらいで。
今年も東北大CARPをよろしくお願いします!!
hoymin
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