本日の稽古後は安全講習会です。
柔道界は競技化が進み試合や大会というものを中心に考える人が多い中で肝心の競技人口が減り続けているという皮肉な現実があります。
試合や競技成績などで人と競うことばかりではなく、それも含めて稽古を行い自己を磨くことに主眼を置くことこそが武道の本質なのだと思います。柔道というものの捉え方を改めて考える機会にしていただきたいと思ってお話をさせていただきました。
全日本柔道連盟の登録人口推移統計データを用いて説明をしました。
様々な人たちが柔道に取り組む中で考え方や価値観は当然ながら多様であり誰が正しいということはありません。ですが、今の柔道はかつてと比較して人気がなくなってきていることは事実です。しかしながら柔道自体が持つ本質的な魅力は今も昔も全く変わりません。つまり現代の柔道指導を担っている我々の伝え方が良くないということなのだと思います。
伝統的な武道というものの中で、変わるべきか変わざるべきか難しいところですが、何にせよ柔道は誰しもが楽しく熱中できるものであってほしいと願うばかりです。
さて、練習ですが、相変わらず組み合う稽古はできないものの技の研究を各自で行うにあたり技の形のポイントなどを説明をする時には実際に組んで手本をお見せしています。
本日の技は内股。とても難度の高い技ですが、各ポイントを正しく理解して相互にリンクさせることでその理合は納得していただけると思います。いつもだったら合間で『さぁ実際にやってみよう』となるのですが、対人練習のできない今は説明のみで時間いっぱいを使っています。とにかく長い時間話し続けるので余計な(どうでもいい)エピソードをたくさん織り込んでしまい本当に話したかった大切なポイントでネタが飛んでしまうという大失態をやらかしました。。。くやしい
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