お久しぶりです、蒼葵です。
最近「バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) (著:前野ウルド浩太郎)」を読んでいます。
著者の前野さんが、研究の合間にブログを書くことで魅力的な文章のコツを掴んだと知り、またブログに舞い戻ることにしました。
最近は特に、FreeStyleリブレという血糖(正確にはグルコース値)の測定器を用いながら、血糖値管理について意識するところが多いので、ネタは積もりに積もっています。![]()
FreeStyleリブレとは、腕に丸くて小さい装置を装着することで、専用のセンサーをかざすだけでグルコース値がわかっちゃうとても便利な装置です。
表示されるグルコース値は5~10分前の血糖値であると言われており、時々タイムラグを感じることもあります…が、血糖値が今上がっている?下がっている?という「血糖トレンド」を知ることが出来るスグレモノです。
これを使って分かってきたことなのですが、夜寝る前に血糖値が標準でも、なぜか朝にかけて血糖値が上がっている…?という現象がたまに起きることです。
インスリンの効果が切れている時は、自然に血糖値が上がることは知っていますが、私は夜に持続型インスリンを打っているので、インスリンが切れているということはないはずです。
それでも上がるのは、体の機能を整えるために必要な成長ホルモンが、インスリンと拮抗して血糖値を上げるからだったんですね!![]()
大体、夜の3時頃に血漿中の成長ホルモンのピークが来ており、これが5時ごろからのブドウ糖利用量に特に大きく影響するのだとか。
https://www.club-dm.jp/novocare_circle/pen/with-pen14.html
(サイトが引用してた元論文:https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/0026049585901532 )
朝方に身体を動かすために血糖値が上がるホルモンがでるのは知っていましたが、まさか夜にもホルモンのピークが来ていたとは驚きです。
かといって、これによる血糖変化は目に見える高血糖や血糖値スパイクをもたらすほどのものでもないため、対処が難しそうですね。
よって!
対策としては、「寝る前の血糖値を低めに抑えておくこと」が一番大事なんじゃないかと考えられます。
140だと普段は目標範囲内?と思うけど、20上がると160ですよ。
目指すは70~110程度。
夜の炭水化物は気持ち、少なくしてみてもいいかもしれません。
血糖値がそれ以上だったら、気持ち0.5くらい、超速攻打ってみてもいいかもしれません。(リスクはしょいかねる…)
おやつは頑張ってがまんしよう!ダイエットのためにも!
笑
ただ、成長ホルモンか…
自分は成長期は終わっているはずなので今は目に見えて大きな変化はないかな…と思いますが、お医者さんがHbA1cと血糖値の点測定の結果からしか体調変化が分からなかった私の幼少期にはこんなことわんわん起きていたとは全く知りませんでしたね…。
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ちなみに、Ⅱ型糖尿病の方にもこの現象による朝方の血糖値上昇は見られるようです。
(もういちど、参考URL : https://www.club-dm.jp/novocare_circle/pen/with-pen14.html )
↑朝方血糖値上昇のもう一つの原因「ソモジー効果」についても詳しく書いています。
糖尿病歴は長いですが、血糖コントロールには長いこと苦労していますし、知識もまだまだです。
どなたか詳しい方いましたら、間違いのご指摘など、いろいろとご教授いただけると嬉しいです。
少しでも読んでいただけたらこれからももっと頑張れます!
よければお願いします。↓
読んでいただきありがとうございました!![]()
ではでは。
2020/8/29

