どうも、こんにちは(こんばんは)。
僕の住む長野県の中野市で起きた無差別殺傷事件。一夜明けて犯人逮捕となりました。
亡くなられた遺族の気持ちを考えたら、どこに怒りを向ければいいのかわかりません。
ただただ、防ぎようがなかった悲惨な事件だったとしか言えないですね。
そりゃ、ネットで多くの人が指摘されているように、急な通報に何の備えなく向かった
警察の甘さとかを糾弾したい気持ちもわかりますよ?
でもね、中野市のあの辺りは普段、凶悪事件なんか全く起こり得ない
田園が広がるのどかな農村地帯なんですよ。まさか、銃を隠し持って尚且つ
警察に対して明らかな殺意を持って向かって来るなんて思わないでしょう。
警察の甘さを指摘しても、防ぎようがなかったというのが僕の意見です。
昨年の安倍晋三氏の事件にしても、あれだけの熟練のSPに囲まれていながら、
強烈な殺意を持った狂人の前には全くなす術が無かったじゃないですか・・・・・
今回、全く関係ない人が犠牲になってしまったことには、深く同情します。
もし僕が犯人の親だったら『他人を巻き込むくらいなら、まず最初に親である俺を殺せ❗』
って叫んでいたでしょう。どんな怨恨があったかはまだわかりませんが、
殺意を無関係な他人に向けるような奴は許せないですね。
でもね?こうした狂人の蛮行が起こる度に思うのは、「偏見」を持つことの重要さです。
「隣近所にいかにもヤバそうな人が住んでいる」
「すれ違い様、人を見る眼が異様に怖い人がいる」
「挨拶しても、無視して通りすぎる」
だいたいこうした人って、家庭もなく、あったとしても家族からも相手にされない、
社会にも自分自身にも絶望している、孤独な人間であると
僕は偏見を持って常に警戒します。一般常識から考えて、
明らかに異常な雰囲気を垂れ流している人がいたら、例え何もされなくても、
隣近所、親類の中で常に警戒しておく必要があると思います。
僕は「差別」や「偏見」は大嫌いだし、積極的にこれらを
必要悪とする意見には与しません。でも、共同体が崩壊して、
基本的に隣近所は他人が当たり前な現在では、「偏見」も狂人の蛮行から
地域の安全、ひいては子供たちを守る上で必要悪な方法じゃないでしょうか?
挨拶しても普通に返せなかったり、下らないことですぐに怒鳴りつけてきたり、
地域のゴミ出しのルールさえ守れず注意したら逆ギレしたり・・・・・・
こうした人には、申し訳ないけど「偏見」で決めつけて
付かず離れず警戒しなくちゃいけない時代なんです。何なら、警察に相談したっていい。
僕のこうした意見に対して、当然ながら偏見は差別を助長するとか、
教科書的な正論をぶつ人もいますよね?
だったら、偏見を1ミリも持たずに、社会に絶望した人が蛮行を起こさないように
徹底的に普段から付き合って良き方向に矯正できますか?って言いたいですよ。
残念ながらそれは無理です。僕たちにできることはもう、
「偏見」を持ってあらかじめ警戒しておく事しかないんです。
今回の事件に巻き込まれた方々には、深く追悼の意を表します。