今日は休日で、草刈り機の刃を交換する為にホームセンターを訪れました。
そして新しい刃を購入しようとレジに並んでいると、近くにいたマダムが
店員にこう質問していました。「すみません、害虫を殺す殺虫剤を買いたいんです」
店員「あの、どのような虫が対象ですか?」
まあ、ここまではナンとか分かる会話なんですけど、次にマダムが発した言葉に
僕は愕然としました。 店員「あの、どのような虫が対象ですか?」
マダム「全部です❗全部❗❗」
・・・・・・・・・・・・・・😨😨😨
いや、この発言を聞いた瞬間、失礼とは思いながら、
思わずマダムを二度見しちゃいましたよ。
とにかく、全ての虫を害虫と断じて殺す薬剤をくれとこのマダムは宣言したんですね。
で、店員はお客様の希望に添うべく、嬉々としていろいろな殺虫剤を勧めていました。
店員「これはダンゴ虫も効果ありますから」
マダム「あ、ダンゴ虫も困るから❗」「蟻も巣を作って困るんです」
みたいな会話が延々と・・・・
特に女性に多いかなと思いますけど、とにかく自分の生活圏内に侵入した虫は
一切合切、害虫として殺さないと気が済まないって、僕は「野蛮だな~」って思うんです。
このマダムにとっては、ダンゴ虫も蟻ん子もてんとう虫も殺す対象なんですかね?
どんな虫だって、ひとつひとつ役割があって、その虫達のお陰で
自然環境が成り立っている部分はあるんですよ。
多分、こういう人が温泉旅館に泊まると『露天風呂に虫が入っているじゃないか❗』
ってぶちギレてクレーム、そしてクチコミ評価の清潔感の項目に1を付けるんですよ。
大自然の中の露天風呂なんだから、虫くらい入るでしょうよ❗
『全ての虫は害虫だから殺してもいい』
『全ての草は雑草だから除草剤で根こそぎ枯らすべき』
こうした隔たった考え方は、なんかイヤです。僕は決して博愛主義でも、
エコロジーを推進するわけでもないです。
害虫って概念も農家の方にとっては重要な問題ってのも理解しています。
僕の実家は農家でしたから。だから全て否定はしないんですけど、
とにかく虫なんか薬剤ばら蒔いて大量殺戮して終わり❕って考え方はなんか嫌いです。
いわゆる雑草だってね、ある程度成長したら可憐な花を咲かすモノもあるんですよ。
たかが虫の1つや2つ視界に入っただけで殺さなきゃ気が済まないって、
その精神性が野蛮だな~っていつも思います。
それでは、またまたまた🙋