どうも、こんにちは👋

僕はお酒は嗜む程度しか飲みません。でもお酒は僕が僕であるためには必要なものです。

お酒って会社の飲み会で飲むお酒は全然美味しくないです。

むしろ一人でチビチビ自分のペースで飲む方が遥かに美味しく飲めます。

今回は、そんな僕とお酒とのつきあい方、いわゆる「お酒パワハラ」や、

飲み会にまつわるエトセトラを2回に分けて書きます。

あ❗あまり楽しい思い出じゃないし、むしろ忘れたいんですけどね。

①お酒デビューは18歳(--;)

初めてお酒を飲んだ(飲まされた)のは、高卒で某ホテル に就職した18歳。

直属の上司に仕事中、突然湯呑みに並々と日本酒を注がれて

『atsso君、社会人なんだから酒くらい飲めなきゃダメだぞ❕ホレ❗』と、

強引に勧めらました。同期生の他の新人は嬉々として飲んでいます。

基本、板前になる人って学生時代はヤンチャしてきた人ばかりだから、

そこそこ飲めるわけです。その点僕は自分で言うのも何ですが、

真面目というか、全くお酒に縁がなかったんですね。

だって普段は蕎麦屋でバイトか、家で本ばっかり読んでいた暗い高校生でしたから。

僕は悩みました。この上司の勧めを断れば、『恐らく空気読めないツマラン奴』

っていうレッテルが張られてしまいます。

もしそうなったら僕が仕事を干される可能性もあります。

『仕方ないな、飲むか・・・』僕は決心して、並々注がれた日本酒をイッキ飲みしました。

飲み干した瞬間は『うん?大丈夫みたいだな』と思ったんです。

その上司を初め他の先輩も喜んでいます。多分ですが、こういった新人に対する洗礼を

みんな伝統のように受けてきたんですよね。

で、飲み干した直後は良かったんですが、数分後、明らかに異常がでてきました。

顔は赤くなり、フラフラしてきたんです。そしたらその上司、

『atsso君、今度は金箔入りだぞ』と、湯呑み一杯に注いだ日本酒にたっぷりと

料理に使う金箔が入っていました。

他の同期生も同様に飲まされます。これを飲めば、きっと上司から気に入られる❗

そう思って二杯目をイッキ飲みしました。

恐らくこの時点で急性アルコール中毒だったと思います。

今度はもう立っていられなくなって、吐く直前になり、廻りの眼を気にしたその上司が

『atsso君、もう仕事いいから下の休憩室で寝てこいよ。オヤジ(料理長)には

体調が悪くなったって言っとくから❗』

と言われたました。それで休憩室に向かう階段に足を出した瞬間、

気を失って下まで転げ落ち頭を強く打ってしまいました。

付き添いの同僚が驚いて、上司に報告。

僕が気がついたのは救急車の中です。

診断はやはり急性アルコール中毒でした。

僕は1日入院して仕事に復帰しましたが、その問題の上司、

『atsso君、悪かったな。でもオヤジ(料理長)には言うなよ』と釘をさされました。

勤務中に未成年に無理やり酒を飲ませて、急性アル中で救急車なんて、

この上司の責任問題ですから。なのでこれは僕からは誰にも言わずにいました。

結果的にこれ以降、この上司には何かと可愛がられ、仕事も教えてもらました。


これね・・・今だと絶対にあり得ない❗ってくらいムチャクチャなことです。

下手すりゃ新聞沙汰になって、その上司どころか料理長の首が飛びます。

この今でいうパワハラに耐えないと仕事を教えてもらえないという理不尽。

でも僕たち新人の板前は、とにかく仕事を覚えて技術を身に付けなきゃ話になりません。

「お酒パワハラ」は「仕事とスキル」と引き換えでした。

僕は自分が先輩という立場になっても、絶対に後輩にこの悪しき伝統は

強要しませんでしたし、こんな事を平気でする上司や先輩は、

みな淘汰されていきました。僕ら同期生が追い抜くことで。

お酒との出逢いがこんなだから、お酒に対するイメージはあまり良くなかったんです。

次回は、そんな僕が徹底的に飲み会嫌いになった理由を書いてみます。

それでは、またまた🙋