どうもこんにちは。
今日はちょっと思い出したくない、されど忘れちゃいけないこの事件のことです。
今からちょうど28年前、僕が当時通っていた高校の近くでこの事件は起きました。
そば屋のバイトが終わり、最終電車に乗るために駅まで急いで歩いていると、
明らかに様子がおかしい。異質な空気を感じました。そして現場近くを通ると
辺り一面パトカーや救急車、野次馬でごった返してました。
ネットの無い当時は何が起きたかサッパリ把握できません。
でも、とにかく『重大な何か?』が発生したのは確かです。
で、帰宅してTVをつけてニュースを見てようやく事の次第がわかりました。
この事件は当初、近所の一般市民が容疑者として疑われました。
この方の娘さんは当時高校生で、僕もよく知っていました。
とにかくメディアは全てこの一般人の男性を犯人と断じたような報道。
娘さんや息子さんも、学校でいじめにあったらしいです。
そして隣近所からは迫害を受けました。何より自分の妻が重体にも関わらずです。
でも、僕は『サリン』という毒ガスの名前を、とある新興宗教が頻繁に
取り上げていたのを知っていました。そう、オウム真理教です。
彼らは信者や勧誘向けの冊子なんかで頻繁に『サリンを使っても生き延びろ❗』
というフレーズを用いていましたし、当時僕が好んで読んでいた
『宝島30』というサブカル雑誌でも、毎号何かしらオウム真理教を
追及する特集があったので、間違いなくこれは
オウム真理教の仕業だと確信しました。
この数年前にオウム真理教の松本支部ができた時は、駅前でオウムの
パフォーマンスがあったり、その後TVで有名になる教団幹部も駅前でよく見ましたから。
「松本・オウム・サリン・裁判」これだけキレイに繋がっていて、
当時の状況を調べたら誰だって、これはオウムの仕業で、
一般男性は無実の冤罪を背負わされているってわかるはずです。
まぁ、当時高校生で『宝島30』みたいな思想、サブカル雑誌を読んでいるなんて
僕だけでしたから、廻りの友人や先生も誰も信じなかったっけ。
松本警察署なんて、状況証拠を勝手に作って一般男性を容疑者に仕立て、
地元の新聞やテレビ局も、この一般男性が個人でサリンを精製したなんていう、
あり得ない妄想で視聴者を洗脳しようとしていました。
とにかくオウム真理教とサリンを結びつける証拠はたくさんあったはずなのに、
長野県警もマスコミもオウムをスルーしました。報復で訴えられると面倒だからです。
とにかく、邪魔な奴は片っ端から訴えるか、拉致監禁して、洗脳するってのが、
彼らのやり口でした。この時、県警がオウムの松本支部や薬物製造の工場がある
山梨県上九一色村の施設に強制捜査に入っていれば、翌年の地下鉄サリン事件は
未然に防げていたはずでした。
本当に残念で、今でも怒りが沸いてきます。
こう考えると、今のワクチン被害の隠蔽やワクチン後遺症を追及せずに、
黙りを決め込むマスコミって全く成長していません。とにかく手遅れにならないと、
誰も追及しようとしません。僕は毎年この時期になると、
バイト帰りの蒸し暑い夜の光景が、必ずフラッシュバックします。
この事件で犠牲になった方々に謹んで哀悼の意を表します。