私が最近、とても楽しみにしておりましたものが遂に発表となりました。
それは思っておりました以上に長く、そして深淵の一部が明かされる驚きの会話でありました。
日本の報道では全文の紹介が発見出来ませんでしたので、日本語訳も入っておりますTwitterより引用致します。
因みにこのインタヴュー後、ロシア議会はロシアでのTwitterを解禁致しました。
ロシアがSNSを禁止していた理由もこの中で述べられておりますよ。
このタイミングで解禁しましたのは、「このプラットフォームは他のSNSと違って中立の立場を取っているから」とあります。
今となっては、Twitterは誰もが自分の意見を誰にも邪魔されずに世界発信出来る、唯一のSNSかもしれませんね。
タッカー・カールソン
— tonakai (@tonakai79780674) February 9, 2024
エピソード 73
ウラジーミル・プーチン大統領インタビュー https://t.co/ybeV8T4LjG pic.twitter.com/o3KgHrWVkY
ウクライナロシア戦争に入ってから、私たちはプーチン氏がすっかり耄碌し、周りの見えない暗愚な野心家になってしまったというニュースばかりを聞かされて参りました。
それは私にとって突然のことで、本当にあのプーチン氏がこれ程までに愚かなことを展開し、しかもロシアの国民がそれへ諾々と従ってしまっているのかと、私は長く疑問を抱いておりました。
しかしながら上のインタヴューを拝見するにつけ、二分、五分、十分と続けて彼の選択する言葉を耳にする度に、そこにあの我々のよく知る変わりのない、上品な皮肉屋が座っていることに気付かされました。
お互いの知識と知性を信じ尊重し、相手が答えに辿り着くことを知っている、その為の線路を柔らかく敷いていくようなあの話し方。
愚かで傲慢で世界を滅ぼす巨大な野心家ではなく、自国の豊かさと世界平和を願う聡慧で普通の野心家が、そこに座っておりました。
殆ど全ての言葉には台本があるのではないかという程、適した言葉と映画のように目を見張るような流れを作り、且つ質問後ほぼ時間を置かずに答えていらっしゃいます。
本題に入るまでが長く感じますが、予めロシアを中心とした世界史の授業だと思って臨むと、とても面白いと思います。
今日は私が注目してしまいました部分を少しご紹介。
この部分、世界でも密やかな陰謀論として言われておりましたが、日本の安倍氏銃殺事件の折に発覚致しました『世界平和統一家庭連合』と政治家の癒着。
お金と宗教(カルト)の力により、政治家の票を増やしその席にそぐわない人物を着席させ続けるシステムが実際に明らかになりました。
安倍氏が『世界平和統一家庭連合』の会合で挨拶をしている動画が公開されたからです。
その折に、トランプ氏の挨拶映像も同時公開されました。
それを観ましても、アメリカの選挙もお金により左右されているのではと囁かれました。
無論本国に於いても、日本の選挙時と比べられない巨額が動いているということは実際有名なお話であったり致します。
このようなことはそちらの筋には常識で今更感のあることですが、プーチン氏が他国の状況をこう言い切ったことについて、私は驚きました。
ここは、嵌められたということを明言しております。
ここの言葉などは映画宛ら。
タッカー氏がCIA志望だったことも事前に調べていらっしゃいますし、彼や世界が答えを導き出すように誘導する言葉選びですね。
私はCIAに夢を見ておりましたので、これでその夢は硝子のように粉砕されました。
丁度、この度の日本の裏金問題が明らかになり、検察が全く動かず殆ど誰も逮捕出来なかったときのように。
プーチン氏はタッカー氏に「自国領土が充分だと感じていますか」といった質問を、話題に合っていないタイミングで無遠慮に投げられておりますが、それを“失礼”だと感じたのか述べるべきではないと感じたのか、無論話題が反れると感じたのかはわかりませんでしたが、質問を穏便な形で却下致しました。
嵌められたことについては確かにロシア、プーチン氏にとって都合の良いお話にも聴こえますが、私にはアメリカの発言も信用に値しないことですので五分五分です。
私は「うん?」と思いました。
脱ナチ化ですって?
これには驚きました。
ネオナチという響きは少し前まで聞きましたが、最早この2000年も24年過ぎましたことで、私はそのような勢力が力を持っているとは思っておりませんでした。
それはこのイスラエルパレスチナ問題が恐ろしく酷い状況になったにも関わらずです。
私はもっと、このナチの意識がまだ世界中に色濃く残っていることに目を向けなければなりませんでした。
それは移民の問題も巻き込み世界の状況を酷く悪化させていることに気付き、目から鱗が落ちたような心地になりました。
思っておりましたより長くなりました。
明日へ続きます。