雪下駄のリメイク作業、続きです。
ハトメにゴムを通し、下駄の歯へ掛けて完成です。
こうしておきますとどの下駄にも取り付け可能ですので、好きなものへ取り換え出来ますぞ。
黒茶の鰐革合皮に黒ファーを付けました。
シックなお色のお着物にはどれにでも合いますね。
こういうものが欲しいと思っておりましたので、望み通りのものが出来ました。
孔雀の一部の羽根を使いました、瑠璃色ベルベットに銀狐のファー。
これも欲しかったのですよねえ。
通常営業、欲しい物だけを作って参ります。
孔雀の羽根の煌めくお色が美しいです。
そして、鰐革のものをもう一種作っておりました。
シンプルに革へ孔雀の羽根を縫いました。
真ん中辺りは布用両面テープで貼りました。
孔雀の羽根のお色はその侭で芸術品ですね。
動物愛護団体には属しておりませんが、ファーや革は出来るだけ本物を使うことを避けております。
故、孔雀の羽根以外は全てフェイクのものです。
最近のフェイクのものは出来が良いですし、私は経年劣化を自身で取り換えて参りますので、フェイクのものの方が寧ろ安価で使い易いです。
畳の赤鼻緒の方に合う爪革素材がまだ届いておりませんので、そちらはまた後日の作業と致します。
手持ちの着物を確認してみましても、畳下駄に合うお着物を殆ど持っていないのですよねえ。
殆ど履かなくなるよりは、鼻緒のお色を変えようかなあと考えております。