畑の恵み |  青行燈

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  本業絵描き。モデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は指名のあった日に。
  23歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

昨日のパプリカも美味しく大変なご馳走になりましたことで、秋桜の写真を撮影させて下さったご婦人へ、本当に心ばかりのお礼の品を持ちご挨拶へ参りました。

そうしましたら、真坂の、更に沢山のお野菜を頂戴してしまいました。

此方は出荷出来ないからとのことですが、大変立派ですし、可愛いです。

充分なお料理が出来る量ですよ。

 

こちらを頂きます折に、いつも私は畑に入らぬよう気を配っているのですが、ご婦人が手招きして下さいますのでこの日はお邪魔させて頂きました。

すると、畦道の方より声。

見知らぬ女性が、「私もお野菜が欲しいのですが」と。

私はどうも人を呼ぶ質で、お店などでもこうして途中からお客様が次々と加わって、お店が一杯になることが多いです。

 

畑のものは普段出荷していらっしゃるお野菜ですので、ご婦人がどうされるのかわかりませんでしたが、私が居ると全員が不必要な気遣いをせねばならなくなるのが分かりましたので、すぐにお暇することに致しました。

我が祖父祖母も田と広い畑を耕しておりましたので、土の匂いが懐かしくもう少し話していたかったのですが、また次回です。

 

 

さて、頂きました宝物をお料理して参りますぞ。

ラディッシュは早速少し昨日のサラダの残りにプラスし、この日も豪華なサラダとなりました。

 

ラディッシュの葉は胡麻和えが良いとのことで、軽く火を通して参ります。

 

黒胡麻の練り胡麻が御座いましたので、普通の胡麻和えではありませんが、お砂糖と醤油、出汁を足して練り、胡麻をかけて頂きましたら絶品です。

ご馳走も嬉しいですが、ひとの心の温もりや交流出来ますことも更に嬉しいことで、夕食が美味しいものですね。

 

次の日に、大根の葉と大根の尻尾辺りと、人参を足し、豚肉で野菜炒めを作りました。

お醤油味です。

大根の尻尾が甘く、葉がぱりぱりでとても美味しかったです。

お店の大根と全く違いましたので、また食べたいなあと思いました。

 

畑からの帰りに、少し何かと思いコンビニエンスストアへ寄ってみましたら、パッケージも可愛らしいアポロが。

北海道産ミルクと、贅沢いちごですと。

 

苺のコンポートのようなものが入っていて、美味しかったです。

贅沢な苺感がしっかりです。