今年の五月人形 |  青行燈

 青行燈

  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

キャンプのお話を優先しておりました為、記事がかなり遅くなってしまいましたが、今年も兜を出しておりました。

段飾り用の重い階段を下ろさねばならない為と、その口実で毎年両親が我が家まで遊びにいらしてくださっておりましたが、流行病を考慮し、去年一昨年と足を控えて頂いておりました。

そして今年もまた、終息とは言えない状況ですので、それ程大事でもないこの行事は控えて頂き、兜のみの飾りです。

 

五月のお花は芍薬とカンパニュラ・メディウム。

モンステラの葉はお庭より。

撮影は活けて二日目でしたので、芍薬が開いております。

冷蔵庫のものでしたので、外へ出しますとすぐに開いてしまいました。

 

去年も勿論、この季節ですので芍薬が入っておりましたが、少し早い時期でしたので八重の豪華な芍薬です。

 

一年中飾っておりますイミテーションのお花の中に、淡いピンクの芍薬が御座いますように私はこのお色の芍薬が好きですので、今回その時期を逃してしまい、少し惜しいことをしました気持ち。

その分、キャンプで楽しみました。

 

妖精のお帽子として描かれることのあるお花、可愛いですね。

 

袋の中に光を溜めているようで、とても美しいです。

 

 

ふわふわとした中心の花弁がまた特別な感ですね。

濃紅色も魅力的です。

 

 

来年はどうかこの病や世界の混乱が治まり、両親と息子とお喋りをしながら段飾りを出し、ゆっくりとしたお茶の時間を過ごせますよう。