ふらふらとお料理 |  青行燈

 青行燈

  本業絵描き。モデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は指名のあった日に。
  23歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

有難いことに、アイコンの絵をというお話を賜りました。

私はプロの絵描きですので、それなりのお値段設定となってしまいます。

大変申し訳ないのですが、安価でというお話はお断りさせて頂いております。

しかし私の絵はあまり他人から好かれる絵では御座いませんので、とても嬉しいお声かけでありました。

ありがとうございました。

 

 

この日は起きたくない程体調が悪く、しかし前日二日間寝たきりで水も飲んでおりませんでしたし、息子にも何か食わせねばと思い、起きて参りました。

兎も角息子の好きなサラダを作り、簡単にベーコンエッグと、冷蔵庫で暫く眠っておりました茗荷の茎を人参と豚肉、ごま油で適当に炒め。

切れ端などの野菜をミネストローネに。

前日の夜に無理やり作りました焼きそばが残っておりましたので、それを息子へ。

盛り付けは息子にもして頂きました。

お料理の出来栄えにもいつもより乱れが出ております。

いつもより塩の振り方なども粗かったようで、少し味付けが濃かったのか息子が「全部美味しい~^^」と申しておりましたので、無理にでも起きて良かったと思いました。

冷蔵庫のものも傷んでしまってはいけませんので、起きられる折に使って参りますぞ。

私は盃を出しておりますが、中身はお水です。

気分を上げてみました。

 

息子は『進撃の巨人』のファイナルシーズンを観る為、再度初回から順に観直しております。

私がモニターで別の映画を観ておりますので、矢印のところ、テーブルへパッドを持って参りまして、其々別の画面を見て食事というお互い行儀の悪いことで。

息子は多動で、テーブルの周りを走りながらでしか食べられませんでしたので、今同じ時間にお食事で座るというだけでも良しと致しましょう。

 

 

この日は炊飯器に沢山ご飯が残っておりましたので、炒飯に致しました。

私が寝ておりましたら、息子は冷蔵庫の残り物にも炊飯器にも手を付けずインスタント商品で済ましてしまいますので、残り物が腐ってしまいます。

残っておりましたご飯ですが、仕掛けます折に水の量を間違えておりましたようで、水分が多く、炒飯は失敗してしまいました。

雑炊にすれば良かったです。

大根をハムと胡瓜でサラダに。

人参、玉ねぎ、大根の葉でスープ。

 

 

この日は友人が「酒飲みさんに教えたい!」と仰っておりましたものを、私も購入してみました。

毎度、友人や家族に対しての尊敬語を失礼しております。

私の方が友人だと思い込んでおりましても、相手がそう思っていないかもしれぬと思うとどうしても昔から距離を置いたような言葉となります。

おかしな性分ですので御聞き苦しいかとは存じますが、どうぞお許し下さい。

 

さて“芳醇さきいか”。

魚卵に目がない私、ぷちぷちするよと聞き、即ぽちっと致しました。

 

 

 

 

 

テーブルに置いておりましたら、帰宅致しました息子が速攻で見付けて「これ食べて良いの!」と。

美味しそうなものへの目が肥えておりますなあ。

私は家事の途中で手が離せませんでしたが、彼が待ちきれない顔をしておりましたので、「開封して半分こしておいてください」と申し置きました。

この日は少しだけ陸奥八仙を出しました。

 

さきいかは柔らかく上質な感、明太子も円やかで、確かにこれは他人にお勧めしたくなる美味しさだなあと思いました。

 

奥で一緒にお皿に乗っておりますのは、ポテトチップスと海老煎餅。

 

桜海老のお煎餅で、こちらも素朴ながら海老が上等な感です。

 

美味しいおやつとなりました。