水のつめたし |  青行燈

 青行燈

  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

虫の声が涼やかになって参りました。

我が家は窓を全開で寝る時期となっております。

いつもなら、動くお仕事で帰宅致しますのでこの時期はまだ体に熱が籠ったままの夜です。

エアコンも点けて寝ていた時期ですが、なんだか今年は涼しくなるのもしっとりとした夜を過ごすことも早く感じます。

ソーダのアイスキャンデーを食べているのかと訊かれますが、今年はほんの二三本のみでありましたなあ。

 

白曼殊 咲く背数えて増したるを 活けむも指に 水のつめたし

 

今年は白曼殊沙華がいつもより沢山咲いて嬉しいのですが、それを活けようとすると水盤の水が冷たく感じるのです。

もしかしたら、そういった私の心を読み取ってこの曼殊沙華は今年沢山咲いて下さったのかもしれぬなあという、ほんのりとした寂しさ。

 

この日は雑魚葱の卵焼き、焼き茄子、鶏肉ともやしの醤油炒め、茄子の揚げ浸し、味噌汁、サラダです。

日本酒は先日の望。

 

次の日のお昼はとんかつです。

 

沢山揚げておき、次の日用にカレーを仕込んでおりますので明日はとんかつカレーです。

後で食べると言いつつ、私が食べ始めて少しすると息子も参りました。

 

 

 

夜は息子のリクエスト、粉噴き芋。

バターを乗せて、クレイジーソルトと黒胡椒です。

残り物の鶏肉ともやしの醤油炒めも。

このときは息子は寝ておりましたので、一人で。