お盆の過ごし方 |  青行燈

 青行燈

  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

今年のお盆はcovid-19の関係により、実家の両親と出掛けたりもお墓参りも中止と致しました。 

今夏はお化けの出番も少ないですね。

予約制にて今年も怨霊の金縛り屋敷が開催されておりました。

好評につき、こちらで報告をする前にチケットが売り切れてしまいましたので、写真のみ。

 

お盆は百物語に参加しておりました。

蝋燭を自分で一本ずつ消していけますシステムがとても臨場感を呼び、大変楽しみました。

 

前半戦が17時より23時半。

息子に明太子、雑魚葱、明太子海苔卵焼きと茄子の煮浸しと焼き茄子と簡単お好み焼きを作り、息子のタイミングで食えるように冷蔵庫へ。

私は烏賊明太をプラスして五神でご機嫌です。

 

後半戦は真夜中23時45分より。

ビーノうま塩こしょう味で恵比寿を開けます。

 

終了は早朝五時です。

麒麟さんの特製ホワイトサワー。

 

百物語が終わりました時、息子もゲームをして起きており、お風呂へ行きました。

私がこの後一人でお風呂に入るのは少し怖いなと冗談めかして友人に申しますと、友人は「私は守護霊様にお疲れ様線香を焚いて寝る」と申しますので、成程それは良いなと感じました。

私も、十八年前に亡くなった祖母から頂きました線香を、祖母を思い出しつつ焚きました。 

お盆としてもベストなタイミングですね。

湯上りの息子に、「百物語を終えましたので、ひいおばあちゃんから頂きましたお線香を焚きます」と申しますと、「はいよ」とさらり返して参りましたので、息子はお葬式なども殆ど経験がないながら、なかなかに日本の文化が染みついているなと感じ入りました。

この祖母のお線香は、祖母が亡くなった折に当時仏壇の引き出しに入っておりましたものです。

大きな箱で購入しました様子で、何かの折に少し焚いてはおりましたが、まだ半分程御座います。

実家の仏壇には母が毎朝晩、お線香を上げており、母は自身で選んだお線香が使いたいということで、その為このお線香は使い道がないからと私が頂いたものでした。

我が家には仏壇が御座いませんので思い至りませんでしたが、今後はお盆にこうして焚くのが良いですね。

お線香がなくなったとしても、祖母を思い出す機会が減ることはないでしょう。