謎の空間からの通話 |  青行燈

 青行燈

  本業絵描き。副業でモデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は休日に。
  21歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

洗濯物が、長いものばかりで括られてしまうという記事の折、ネットに入れてはどうかとご助言下さいました方、ありがとうございました。

今、私のものだけでもネットに入れているのですが、かなり絡まる率が低くなり、快適になりました。

やはりひとに教えを乞うことは利のあることで御座います。

 

この日は早い時間より、行き付け居酒屋へ。

 

金目鯛の炙り。

この炙りを美味い塩で頂くともう、初っ端から美味しいものが飲みたいですよ。

飛露喜、九平次二杯を続けて飲んでしまいました。

もうここまでですっかりご機嫌です。

 

和牛たたき。

これは山葵とポン酢か、塩で参ります。

 

そして肉の脂は焼酎で受けますよ。

兼八(かねはち)です。

こちらも長くファンですねえ、青鹿毛の次に好きな焼酎ですな。

焼酎は樽の香りの利いたものも好きですが、麦は香ばしい香りのものが好きです。

 

この後、店を出ましたところで別の店の店主と会い、結果一杯だけという風に二軒目に入ってしまいました。

此方では、また店主のモテ振りを聴きながら、赤烏賊のもっちりとした刺身を頂きつつ天狗舞です。

冒頭写真はそちらのお店で頂きました、お持ち帰り用鯛飯おにぎりを持ってご機嫌で帰路に着く私です。

金魚柄のアロハシャツを買ってしまいましたので、それも自慢したくてシャッターです。

 

 

深夜天辺を回ってから、ライン着信が。 

こんな時間に限らず、私に電話をかけてくる友人は居りません。

どなたか誤って通話ボタンを押したのではと思い、画面を見ますと息子の名前。

先程までリビングでゲームをしてる気配がしておりましたので、はてと思いリビングを覗きましたが居りません。

もしやこんな深夜に外出して、出先で事件にでも巻き込まれたかと考えながら、慎重に通話ボタンを押しました。

私「はい」 

息子「scdぉpcぎdkkつc」

声が反響して上手く聴き取れません。 

私はゆっくり発言致しました。

私「今どこにいますか」 

息子「お風呂!」 

私「お風呂?!一体何です?」 

息子「塩!おにぎり作って!」 

私「今ですか」 

息子「お風呂あがったら食べるから!」 

なんとまあ。 

一気に肩の力が抜けましたよ。

湯船より、親に夜食を作れと要求する時代なのですなあ。

 

のどぐろ出汁の塩で作りました。