アヒルに入れる |  青行燈

 青行燈

  本業絵描き。モデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は指名のあった日に。
  23歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

“フランスで48歳男性患者が最期に「これが私の死なのか。妻にも4人の子供にもひと目も会えずに死ぬのか」と激しく泣いた(そして数時間後に亡くなった)という話をインスタで見て、このウイルスの一番残酷な点はこれだと思ったよ。お別れができない。”

というお話を聞きました。

人工呼吸器をつける段階で鎮静剤を打って寝かされているとのことで、その際にはもう話すことも泣くことも出来ないのでこの話はデマだとのことでしたが、なんの。

男性患者が実際に居た方かどうかや、その言葉の真偽ではなく、ワクチンがまだないウィルスに侵されるとはそういうことなのですよねえ。

子供がもし罹ってしまったら、その段階ではもう意識はないのでしょうけれども、お父さんお母さんに会うこともなく隔離された部屋で一人孤独に亡くなることになるのだと考えますと、大変に辛いことです。

 

四月に入り、齢七十を越えている両親の身を案じ、毎日お仕事で多くのお客様をお迎えしている弟二人と甥っ子へ「実家へは近付かぬよう」という指令を年長者として出しました。 

ところが、金曜日に母よりガラケーメール。 

「今、スキー場に我が末息子とお父さんと来ています。帰るのは日曜日の夜です。」 

スキー旅行に出かけてしまっているではありませんか。 

しかも、私が苦い顔をする前提での事後報告。

ううむ、旅行はお宿の予約があったのでしょうし、遅い産まれの末弟は両親と共に過ごした時間も私や上弟と比べ極端に少ないもので。

両親とはコロナの恐ろしさについて先日話したばかりでしたので、本人たちもそれを踏まえて尚というところだったのでしょう。

長年鴛鴦の親へ態々私が彼らの帰宅後に何ぞ言うべきこともなく、ただご無事のお帰りを祈るのみです。

 

写真は友人よりお勧めのあったアヒルのポーチ。 

フェリシモさんの商品です。

家鴨好きも納得のフォルムです。迷わず購入致しました。

 

掌に乗せるとこんな風。

コールダックのサイズですね。

足も。

 

いつも持ち歩いております、低血糖対策のご存じチェリーチュッパチャップスと、武蔵野ワークスさんのベタガード、消臭除菌剤のSourifですが、Sourifは入りませんでした。 

これはぬいぐるみとしての癒しポーチですね。

 

はみ出るSourifミニボトル。

 

こちら、目覚めているアヒルと、首を伸ばして遠くのものを見ているアヒルの三種類御座います。

全種類欲しいなあと思いますが、どう致しましょうかねえ。