韓国の友人と京都 |  青行燈

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  本業絵描き。モデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は指名のあった日に。
  23歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

韓国の友人が遊びに来て下さいましたので、共に京都へ参りました。

今年は早くも二回目の来日ですので何かあったのかと思いましたが、彼のお誕生日でありました。

ところで毎度、雨の気配を背負う友人たちとの外出は空模様を気にするのですが、今回は雨男の彼に私の晴れの力が負けてしまいました。

電車を降りたところから段々と土砂降りに。

前回は大雨の予想を打ち崩し、私の勝利でしただけに随分油断してしまい、駅からお店まで歩きました為二人共濡れ鼠と相成りました。

少し良いお店を予約しておりましたので、お玄関を濡らしてしまい申し訳ない思いでありました。

 

 

先付けに長芋のお団子です。

蛸と梅のソースが乗っております。

散らして御座いますのは紫蘇のお花。

友人はお花も食べられるのかと訊きましたので、食べられますと答えました。 

お酒は獺祭の良いものです。

冷えたものが好きだとお伝えしましたら、よく冷えた錫の銚子に入って参りました。

 

この薄玻璃の酒器も大変良いもので、お酒がとても美味しくなって気に入り、欲しくなりました。

 

お刺身の盛り合わせと、蛤のお汁です。 

 

 

こごみがふんわりと甘くて驚きました。

筍も採れたての野趣溢れるお味で、このお汁とても美味しかったです。 

二階のお部屋を貸し切りにして頂きました。

大雨の外の景色、緑がしっとりととても美しいお部屋です。

 

続きます。