お狐の村 |  青行燈

 青行燈

  本業絵描き。モデルと役者をしております。
  数学の家庭教師とハウスキーパーのお仕事は指名のあった日に。
  23歳大学生の息子と二人暮し。
  必要なものは自分で作ってしまう方。
  日本酒、食器、手拭い、妖怪、恐竜、昆虫、お花好き。
  

皆様懸命に写真を撮っていらっしゃいましたが、あるところから段々と人が少なくなりました。

 

陽も暮れて参りまして、更に私の好きな雰囲気です。

 

そして思った以上に山を登るのですねえ。

私と友人も息が切れましたが、どんどん人が減るものですから、道としては広く登りやすくなりました。

 

お狐さんがとても良い雰囲気で、私は好きな神社の一つとなりました。

友人は山登りにへこたれてしまい、もう行かないと申しておりましたが私はまた行きたいと思います。

途中、ご年配の方が「もう少し登れば見晴らしの良いところに出るから、そこまで登れば後は降りて良い」とお教え下さいました。

 

それ以上登っても同じ風景が続くそうなのですねえ。

お社はあちらこちらに其々目指す効能のある場所があり、人によってお参りの場所がまちまちなのだそうです。

私と友人はその見晴らしの良い「四辻」というところまで登ることに致しました。 

ここで流石に二人共やり切った良い笑顔です。

 

続きます。