美智子様が転倒で病院に行かれたとニュースになってました。

美智子様、今度のお誕生日で90歳とか。

亡くなった主人の母と同い年です。生きていたら今年90さいだったのねーと義母を思う時

誰のお世話もしなかったけれど、誰の世話にもならなかったあっぱれな人生だったなーと思います。

主人の母は頭のいい人でした。いろんな意味で。六人兄弟で一番上が兄、一番下が弟で真ん中4人は女だった、その女4人の中の2番目

つまり六人兄弟の3番目として生まれました。

兄と弟は東京大学で、女4人は高校まででよいというのが、親の考えだったらしいのですが、女も勉強して男並みに働きたいと思ったようで、津田塾大学で学んだ人です。

卒業後は法務局で働いていてお見合いで主人の父と結婚した人ですが、長男である夫からみても、寡黙で強情で可愛げがない人だったと。だからよく小姑にいじめられていたと言ってました。

お舅さんも姑さんも結婚する前に亡くなっていたとのことです。

主人の田舎は、地元にいることより、都会に出て故郷に錦を!という感じみたいで、それを思い知ったのは、主人の母が亡くなった時でした。

まず、新聞の死亡欄に名前がのります。よく昔から主人の父も新聞の死亡欄からみていました。

そこで、誰々が死んだというのをチェックして、お葬式にいったり、電報うったりしていました。

その主人の母が亡くなった時びっくりしたのは、死亡欄に書いてある内容です。

まず、本人の経歴、配偶者の会社と役職など、そして、息子達の会社と役職がかいてあるのです。

だから、いい会社にはいること、いい大学に入ることに固執するのか‥と変な納得をしました。

そういえば

結婚する時も

私の経歴を一軒一軒、ご近所さんに話してまわっていました。

もちろん私も一緒に同行して。

どこどこ大学でて、どこにお勤めして、親はどう言う仕事をしているか、どういう家柄のお嬢さんかということを全て話してまわったのです。

自治会の人たち全員のお宅に。

私たちが結婚する3年前に弟夫婦が結婚しましたが、親が大反対で結婚式もでず、絶縁していました。

出来ちゃった結婚だったのですが、

弟のお嫁さんが高卒であること、父親が早くになくなり、お母さんが再婚してること、それがまず気に入らなかったようで、彼女の勤めてる会社の社長さんまでもが、いい子ですからと説得にきたそうです。

すると長野の両親はそんなにいい子だったら 社長さんの養女になってからうちには嫁にこいと言ったそう

おまけにお腹の中の子供も

子供の幸せより自分の再婚を優先させるような母親の娘だから、本当に息子の子かどうかわからないからおろせと言ったそうで

私は結婚した後、弟のお嫁さんからきいて、びっくりしました。

高橋尚子さんに似た地味ですが可愛らしい人でした。

私と同じ年でしたが、私より苦労してる分、しっかりした印象の女性。チャラチャラしたところもなく、彼女をみたら弟の子供にちがいないとわかりそうなものだと思ったものです。(ちなみにその時お腹にいた子は生まれてびっくりするほど主人の母にそっくりでした😅)

結局、私たちが尽力して弟夫婦と両親を和解させ、弟夫婦に大きな家まで建ててあげたくらいまでになりましたが、弟夫婦はそのあとすぐに別れてしまいました。

逆に両親と仲直りしたことで、お嫁さんの気持ちに何か変化があったのかもしれないと思わないではいられないかんじでした。

主人の母は私には優しくよくしてくれましたが、

弟のお嫁さんにしてみたら絶対許せない人だったのだと思います。

今月は義母の命日もあります。

いろんな思いで毎日母にはお線香あげてます。

書ききれないくらい色々あるので‥真顔

それにしても美智子様には

早く良くなっていただきたいです。