今日は国立西洋美術館へ行ってきました!

Does the Future Sleep Here?

ここは未来のアーティストたちが眠る部屋となりえてきたか?




という展覧会を観てきました。

というのも

先日、登録しているyoutubeチャンネルの東浩紀さんの番組で弓指さんというアーティストの方が出ていて、この展覧会に出品していることを話されていて、とても興味をもったからなのですが、いやいやよかったです!

いろんなアーティストさんのいろんな自己表現的なものがあって、好みはあると思いますが、若者のパワーのようなものをとにかく感じました。

そして

弓指さんの作品は

もともと上野公園というところには沢山のホームレスの方たちがいたのだけど、彼らがどこに行ってしまったのか

という、ホームレスの人たちを探すことから始められた作品で、結局、三谷にたどりつき、そこで暮らす人々の暮らし、医療介護施設とか

炊き出しとか、さまざまな交流を絵に描いてくれていたのですが、とても熱くなるものがありました。

その絵の途中途中に言葉、説明なども

かいてあるのですが、ここにいる人たちはみんな若い時から頑張って苦労してきた人たちなんだと


土木関係の仕事をしてきた人が多いようで、ディズニーランドのシンデレラ城を作ったとか、東京タワー作ったとか、いろんな逸話を持ってる人たちばかりのようで、それを読んでるだけでも、楽しかったです。

ホームレスをしていたところを、声をかけられ、住む場所(三谷にあるアパート)を与えられ、生活保護申請をして、とりあえず医療も受けられるし、ご飯も食べられる生活にまで戻すことができて

よかったなーと思いました。

みんなで肩寄あって生きている、そんな中に医療従事者の方がいたり、ディサービスの人たちがいてくれたり、本当に頭がさがるなーーと

民間だったりするわけで、こういうところに、税金をがっつり使って、この人たちの仕事にそれ相応の対価を払ってもらいたい!とも思いました。


そのあと、常設展の中でやっている

ゴヤの絵を観に行きました。



戦争の悲惨な絵や飢餓で苦しむ人たちの絵など、色々観てきましたが、人間というのは

愚かな生き物であると感じざるを得ないほど、酷い絵でした。

時代がこんなにすすんでも、やってることは変わらなくて、情けなくなる感じでした。


にしても

やはり 絵というのは

好き嫌いで観るものじゃないかな?とあらためてニコニコ

途中アクリル画の大きなキャンバスに描かれた物やら抽象的な物など色々みましたが、私には

ちっともわかりませんでした。

何を描きたかったのか、これは何を意味するのか?など、さっばり爆笑

でもきっと、こういうのを素晴らしい!と思う人も沢山いるだろうし、やはり芸術というのは

その人の好みってことなんだろーなーと

画家としては

お金持ちの人に気に入ってもらえると、めちゃくちゃ高い金額がついて買ってもらえるから

いいのかな?とか余計なこと考えてる自分もいました照れ

美術館をあとにして向かうは昼食!

続きます。