久しぶりに書評以外の通常記事。

この度、無事大学を卒業できることになったので一筆。


明日は卒業式。(出席しないけど←)

大学入学から4年が経過しようとしているなんて考えられない。

元々は地元だからという理由で入学した。

今のご時世、大学くらい出ていないと、という話で。

もちろん志望大学に行ければそれが一番だっただろうけど、

前期・中期共にボロボロの結果だった僕には

贅沢言う権利などなく、またもう一年受験勉強をする忍耐もなく。

ただ、結果として負け惜しみでもなんでもなく、

4年間この大学で過ごせて良かったと思う。


絶対無駄な進学にしたくはない、との思いで

必要最低限の勉強はしてきたつもり。

まぁここで言う“必要”も単位を取るのに、という意味合いだけど。

とはいえ60点でも単位さえ貰えれば・・・

という安直な考えに屈するのはどこか許せなくて、

どの講義にも多少の差はあれど最善は尽くした。

それが実を結び、僭越ながらいくつかの賞もいただけた。

それが全てではないけれど、無いよりは断然いい。


1年時後期から参加した文科省の理数学生応援プロジェクト。

当大学では自分たちが第一期生ということもあり、

説明会の時には相当迷ったが、「迷ったらとりあえずやる」

という信条に従って飛び込んでみてホントに良かった。

このプロジェクトが特殊な環境にある上に

(一部を除き)人間関係にも恵まれ、おそらく普通の

大学生活では得られないものを多く吸収できたように思う。

もちろんその反面、夜通し遊び倒すみたいな経験はほとんど

できなかったけれど、総合的に損得勘定してもプラスだったハズ。


4月からはそのまま大学院へ進学。

決して今までの自分に驕らず、常に向上心を持って臨みたい。

そして、盲目的になりがちな研究生活の中でも

色々なことに挑戦しながら視野を広く保っていたい。

理想は言うだけ簡単だけれども、思い描いてみなければ

目指す方向がわからないことだってあると思う。

アンテナ張り巡らせてもっと世の中の動きに敏感になり、

もっと貪欲にもっとアクティブな日々を過ごしたい。


そして、社会に出るときに自信に満ちた自分でいたい。

僕の欠点として目上の方から一番よく言われるのが

「自信がない」ということだけれど、自信を持つことで

行動を変えるには僕はまだ未熟すぎると思ってしまう。

実力が見合っていないというか、この程度で自信を持っちゃあ

それはただの驕りでしょ?みたいな。

だから自分自身でも文句無しって思えるくらいに成長して、

“実力の伴った自信”を持ちたい。そのためには日々精進あるのみ。

自信を持てば行動は変わってくるけれども、

行動を変えることが自信に繋がることもあるでしょうよ。


さて、ホントは1年1年の出来事を綴りたいとも思っていたけど、

この時点でかなりだらだらと書いてしまっているので省略。

通う大学も同じで生活環境はまったく変わらないので

あまり実感が湧かないけど、とりあえず一区切りの卒業。


大学生っぽさを満喫させてくれたバイトメンバー、

週一で開放的なバスケを楽しませてくれたサークル仲間、

講義を眠りこける僕に勉強意識を再燃させてくれた友達、

たまに会えば懐かしい雰囲気で和ませてくれた旧友、

ツラい時にはいつも心の支えでいてくれた恋人、

多角的な視点や貴重な時間を与えてくださった先輩方、

どんな基礎的な質問にも丁寧に教えてくださった先生方、

失敗ばかりの僕を長い目で見守ってくださった研究室の先生、

一緒にバカやりながらも励みとなった同期、

誰一人欠けても今の自分は存在しないだろうと思う。

そしてこんな充実した大学生活が送れたのも、

20年以上も根気強く僕を育て続けてくれた両親のおかげ。

経済面だけでなく、精神面でもいつも助けてもらっていた。

小さい頃は喧嘩ばかりだった兄弟も、今では時々会って

近況を報告し合えるのがとても楽しみになっている。

ホントに多くの人々の支えがあってここまで来られたんだなぁ。

感謝の気持ちを忘れずに、そして今度は自分が恩返ししていけるように

きっちり修了し、立派な社会人になれるよう頑張らないと、ね。


とりあえず、思いついたことをもう少し整理して各癖をつけるべきだな;

これはまぁ気まぐれブログだからいいけどさ。

先が思いやられるよ、ホント。


影丸の一言:
あっという間のようで、語り始めるといくらでも出てくるから不思議。