神様のカルテ 3/小学館

シリーズ第3弾だね。
正直ここまで続いてくるとマンネリ化すると思ったが、
それはまったくの杞憂に終わった。
この「神様のカルテ」シリーズで何が魅力か?と問われたら
“人間”と答えたくなる。
それはキャラクター各々が個性的だという意味合いもあるが、
医療ものでありながらも多くの個々人に共感できる
“心”を扱っているという意味でもある。
まず、登場人物。
こちらはシリーズ第1巻から個性的な面子が顔をそろえ、
物語を一層楽しくかつ深く味わうスパイスとなっている。
単に個性的と言うのであれば奇抜なキャラクターを
散りばめれば良いのだが、この作品における相違点は
それぞれの人物にちゃんとしたドラマが内在することだろう。
この第3巻になって初めて明かされる過去等もあり、
ここまで一人ひとりを大切に扱う作品も珍しい。
どんなキャラクターも憎めないのはそういう作品スタイルを
貫いているからだろうと思う。
次いで、心。
第1巻の時から、単に医療ものだから医師や患者の話。
というだけではなく、医師や患者など職業や立場を越えて
“人間”について語る場面が多く存在する。
だからこそ共感しやすいし、作品がより近しく感じる。
そして所々に登場する格言のようなものが押し付けがましくない。
それを言う彼らも、同じように迷走しているからだ。
何が正しいと決めつけるのではなく、何が正しいのかを
常に考え続けるといったスタンスに基づいた格言は、
読み手の人生観を変えるものではなく、言うなれば
そっと寄り添うような心地よく心強いものだと思う。
そういった2つの観点から、この作品はとても“優しい”。
心が洗われると言ったら少し大袈裟かもしれないが、
読んでいてホッと気持ちの良い作品である。
ゆっくりでも、図々しく。
牛のように一歩一歩を歩いていきたいと思った。
影丸の一言:
しかしイチさんとハルさんの仲がいちいちお熱い(笑
いや、下品なものではなく;ある種の理想形とも言える。

シリーズ第3弾だね。
正直ここまで続いてくるとマンネリ化すると思ったが、
それはまったくの杞憂に終わった。
この「神様のカルテ」シリーズで何が魅力か?と問われたら
“人間”と答えたくなる。
それはキャラクター各々が個性的だという意味合いもあるが、
医療ものでありながらも多くの個々人に共感できる
“心”を扱っているという意味でもある。
まず、登場人物。
こちらはシリーズ第1巻から個性的な面子が顔をそろえ、
物語を一層楽しくかつ深く味わうスパイスとなっている。
単に個性的と言うのであれば奇抜なキャラクターを
散りばめれば良いのだが、この作品における相違点は
それぞれの人物にちゃんとしたドラマが内在することだろう。
この第3巻になって初めて明かされる過去等もあり、
ここまで一人ひとりを大切に扱う作品も珍しい。
どんなキャラクターも憎めないのはそういう作品スタイルを
貫いているからだろうと思う。
次いで、心。
第1巻の時から、単に医療ものだから医師や患者の話。
というだけではなく、医師や患者など職業や立場を越えて
“人間”について語る場面が多く存在する。
だからこそ共感しやすいし、作品がより近しく感じる。
そして所々に登場する格言のようなものが押し付けがましくない。
それを言う彼らも、同じように迷走しているからだ。
何が正しいと決めつけるのではなく、何が正しいのかを
常に考え続けるといったスタンスに基づいた格言は、
読み手の人生観を変えるものではなく、言うなれば
そっと寄り添うような心地よく心強いものだと思う。
そういった2つの観点から、この作品はとても“優しい”。
心が洗われると言ったら少し大袈裟かもしれないが、
読んでいてホッと気持ちの良い作品である。
ゆっくりでも、図々しく。
牛のように一歩一歩を歩いていきたいと思った。
影丸の一言:
しかしイチさんとハルさんの仲がいちいちお熱い(笑
いや、下品なものではなく;ある種の理想形とも言える。