県庁おもてなし課/有川 浩


ついに出ました!おもてなし課!!

山梨日日新聞連載時に読了しました。

随分とマイナーなジャンルにつっこんだなぁと思いましたが、

読み進めるにつれてどんどんハマっていった覚えがあります。

挿絵が良かったのかもしれませんが、それ以上に登場人物たち

の人柄が文字を伝って浮かび上がってくるような印象がありました。

何と言っても掛水くんが一番好きですね。


山梨も鳥モツ煮やら何やらで地域を活性化させようと

必死に頑張っているイメージがあります。山梨のPRは

割と地味な面もあるけれど、なんというか山梨らしさが

滲み出ているので、“山梨”という地域をPRする上では

間違っていない気がします。


話題を本に戻すと、舞台の土佐県では元来存在する自然を

大いに活用して町おこしを図ります。読んでいるだけで

観光気分、とまではいかないけれども、観光地の人たちが

こんな風に考えてくれていたら楽しめるだろうなぁと

素直に思えるような作品でした。旅行行きたいね(笑)

あとがきからすると一応“おもてなし課”は実在するそうで。

ネーミングがいい味出してますね。いかにも日本って感じ。

みんながこういうおもてなし精神をもてばそれだけで

世界が平和になりそう…なんてちょっと大袈裟でしょうか。


影丸の一言:
今日は何から何まで充実した一日だった。
これで牛乳の買い忘れと間食さえなければなぁ。。。
とりま、やっと届いた奥華子のクリスマスライブDVD見ます!